2016年10月22日

NPO法人シェアドッグスクール〜犬を通じて成長支援

IMG_4321.JPG

イギリスには「子どもが生まれたら犬を飼いなさい」という古いことわざがある。「この内容には素晴らしい教訓が込められている。私の活動の原点です」と話すのは、シェアドッグスクール代表の岩原晋子さん(47)(=写真左端)。

犬を通じて子どもの成長を支援したいとの思いから、NPO法人を2013年1月に設立。放課後や土日など課外活動の時間を中心に、子どもたちと犬との触れ合いの場を提供している。

現在の活動の中心はシェアドッグ子ども交流会。触れ合いやゲームを通じて犬の飼い方、接し方を学ぶ。シェアドッグスクールの犬たちは訓練された犬ではなく、ボランティアが飼っている普通の家庭犬。交流前に犬への正しい接し方のレクチャーは毎回欠かさないが、嫌なことをされた犬がほえることもある。体験を通じ、犬の気持ちを理解させることも狙いの一つだ。

交流会で、犬のおやつを作るという試みも始めた。完成したさつまいもボーロは参加犬にプレゼント。「命と触れ合うには、食べられるもの、食べられないものなど、相手を良く知ることが大切」と代表は話す。 

現在は公的施設での開催が中心だが、今後はペットショップやトリミングショップなどの店舗と協力し、近くの小学生が気軽に参加できるような地域密着型の開催を増やしていく考えだ。

(2016年10月22日 神奈川新聞掲載 市民記者・渋澤和世)
posted by 市民発担当 at 16:15| Comment(0) | 子どもの健全育成

2016年06月11日

語りの会ストーリーテリング幸〜昔話で心の成長願う

ストーリーテリング幸写真.jpg

昔話は知恵やユーモアにあふれ生きる力を養う―。「語りの会ストーリーテリング幸」(代表平安真理さん(=写真前列中央))は、それを子どもたちに伝えようと物語を暗記し、生の声で語りかけ続け17年になる。

会員はまず、日本や世界のたくさんの昔話の中から、お気に入りを探して選ぶ。心に物語の風景を描き、人物像を描き上げていく。「伝えたい」との思いが、「語る」けいこを繰り返させる。

毎年6月から始まる小学校への出前のお話会は、1年から6年までの各クラスの授業へ参加し行う。13人の会員が2日間、真剣に取り組む活動だ。文字を読まないから児童一人一人の表情と向き合いながら語る。目と目が合い、児童は「私に向かって話してくれている」と感じられるという。語り手と聴き手のコミュニケーションが生まれ、新たな物語が作られる。

幸図書館で催す10月と2月の「大人のためのお話会」、8月の「ようこそこわいお話の世界へ」も続く。参加者から「情景が浮かび話に引き込まれた」と好評だ。

「子どもたちが昔話の世界を想像することを通して、豊かな心の成長につながってほしい。そう願って続けている」と会員らは笑顔を見せた。同会の問い合わせは、幸図書館 電話044(541)3915。

(2016年6月11日 神奈川新聞掲載 市民記者・小島博記)
posted by 市民発担当 at 16:27| Comment(0) | 子どもの健全育成

2016年03月19日

中原区・子どもと本を考える会〜本選ぶ視点を伝える〜

写真3.jpg

中原市民館での市民自主学級「小学校図書ボランティア・読み聞かせの為の本の選び方」講座は、2013年度から開催され、3年間で120人が受講した。企画・運営をしたのは「中原区・子どもと本を考える会」。

小学校で図書ボランティアとして、朝の読み聞かせを行っていた代表の川ア眞喜子さんは、年齢に応じた絵本や物語を選ぶことの難しさを感じていた。

そんな時、「宮前区小学校図書ボランティアの会」主催の「小学校読み聞かせ講座」を受講した。そこで、本を選ぶ視点を学んだ。ぜひ、中原区でも広めたいと考え、12年、仲間17人と会を立ち上げた。

講師が紹介する絵本や本は中原図書館から借り出し、受講生が手に取って読むことができるようにした(=写真)。「美しい日本語・正しい日本語が使われているか、絵や文の構図の工夫、表紙や見開きから気付かされる作者の意図」など、講師の話に受講生は聞き入る。

「良い本の選び方が見えてきました。グループで話し合うことができて、情報交換もできました。お互いに読み聞かせを聞き合い、子どもの目線に立つことができました」など、受講生の声が多く寄せられた。川アさんは「この講座が子どもたちへの本を選ぶ指標になったらうれしい。今年も開催したい」と話している。

(2016年3月19日 神奈川新聞掲載 市民記者 安達朝子)
posted by 市民発担当 at 00:00| Comment(0) | 子どもの健全育成