2018年03月10日

スペース4丁目こども食堂〜心もお腹も温まる場

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「格差社会の中で生きづらい子どもたちがいるかもしれない。誰が来ても大歓迎の地域の食堂のおばさんとして、仲間と活動したい」。代表の西村光子さん(73)はそう考えた。

「スペース4丁目こども食堂」は、昨年2月から川崎市高津区新作4丁目の個人宅で月2回開催している(=写真)。メンバーは18人で、栄養士や調理師の有資格者、会員交流サイト(SNS)発信やチラシ作成の担当者など、それぞれが能力を発揮し、うまく運営している。

取材した日のメニューは、自家製トマトピューレの入ったドライカレーで、辛さは2種類。地域の無農薬野菜たっぷりのスープやあえ物・煮物とデザートの5品で栄養も満点。参加者からは、「野菜が甘くおいしいので、好きになる」などと好評だ。予想以上の来客と「お代わり」の声に調理スタッフは目配り、声掛けをして笑顔で応える。

常連客が保育園落選の悩みを打ち明けると、スタッフ7人がアドバイスと心強い声援を送る。話すことで信頼が生まれ、絆が強まる所になる。

「地域に支えられた食堂として、心も体も温まる、ホッとできる居場所にしたい」と西村さん。毎月第1・第3木曜日午後4時半から開催で次回は15日。連絡先は、西村さん電話044(855)1377。

(2018年3月10日 神奈川新聞掲載 市民記者・鴇田恵子)
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2017年10月28日

宮前区小学校図書ボランティアの会〜絵本から広がる世界

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「宮前区小学校図書ボランティアの会」は、図書ボランティアとして自主的に見識を深めようと2001年9月に発足。現在67人のメンバーがおり、活動17年目を迎えた。

読み聞かせボランティアや読み聞かせに関心のある人を対象に、川崎市宮前区の宮前市民館で「小学校での読み聞かせ講座(全8回)」を開催。季刊誌「子どもと本」(子ども文庫の会刊)をベースに作成した約150冊のリストから、絵本の選び方や読み聞かせの奥深さ、幅広さを学ぶ。

「大人のための絵本を楽しむ集い」は、同市民館で奇数月の第2金曜日10時から開催している。9月で95回目となり、毎回楽しみにしている人も多い。参加者は「絵を眺めお話を聴くことで、記憶に語りかける絵本の魅力に気づく」と語る。

同会の創設者である伊藤千代子さん(故人)が始めた、お薦めの本が置かれた家庭文庫は、伊藤さんに賛同・共感した母親たちにより、宮前区周辺4カ所で家庭や地域の文庫活動として継続されている。「絵本の種」は枝葉を茂らせ、絵本の読み聞かせ活動として小学校から地域へと広がっていく。

「子どもたちが優れた絵本と出会うことは、人への信頼や愛情、生きる力を育み、人生が豊かなものになる」と秋元澄子代表は語る。連絡先は電子メールmiyaborakai@gmail.com

(2017年10月28日 神奈川新聞掲載 市民記者・鴇田恵子)
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2017年09月23日

「心に星を」市民プロジェクト〜「優しさの種」をまく

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「大人が子どもたちに優しさの種をまき、さまざまな個性を受け入れる心を共に育みたい」。「心に星を」市民プロジェクト(矢澤耕一代表)は、この思いを演劇やイベントを通して伝えていきたいと2016年に誕生した。現在15人で活動している。

10月21日、同プロジェクトが運営する市民演劇「大切な星を心にひとつ」が、川崎市麻生区の新百合トゥエンティワンホールで上演される。

脚本・演出は副代表の成澤(なりさわ)布美子さん(52)(=写真右)。脚本を書くきっかけは、特別支援学校の元教諭、山元加津子さんが麻生区細山の川崎授産学園で講演会を行なった時のこと。司会を担当した成澤さんは、重い話にもかかわらず、会場の参加者たちが聞き終わった後に笑顔で拍手を送る姿に感動したという。

「さまざまな個性があることを伝え、人が笑顔になれるような脚本を書きたい」と、同学園の施設を利用する障害者と共に働きながら取材を重ねた。そこで、障害のある子どもを育てる家族の思いを知り、約2年間かけて脚本を書き上げた。

上演に向けて、練習する女子大生(18)は「たくさんの方に見ていただきたい。愛理(主人公)の気持ちが届くように丁寧に演じたい」と話す。成澤さんは、「子どもたちと一緒に脚本を作り、学校で上演ができたら」と優しさの種の成長を見守り続ける。

(2017年9月23日 神奈川新聞掲載 市民記者・安達朝子)
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