2017年07月22日

川崎市子ども夢パーク支援委員会〜「自由な発想」支える

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 地元の人たちの協力で育てた畑のズッキーニを、廃材から作った薪(まき)のたき火で焼く子どもたち。そのそばには全身びしょぬれ、泥だらけになって遊べる土の山や池がある。

JR南武線津田山駅近くの川崎市子ども夢パークは「子どもたちが自由な発想で、遊び、学び、つくり続ける居場所」が基本理念。遊び場は完成形ではなく最低限のものだけを用意して、子どもたちが自分の力の限界に挑戦し、安心して失敗できる環境づくりに力を注いできた。

市子ども夢パーク支援委員会は、基本理念を体現するために夢パークの運営に市民の立場で参画、活動している団体だ。現在のメンバーは中心となる6人を含めた10人。

毎月、夢パークの利用者懇談会である「つくりつづける会」を開催し、子どもを含めた利用者からの声を運営に反映させている。同委員会は「親子でもっとあそぼう会」「遊び場交流会」「絵本交換会」なども主催、夢パークの基本理念や遊び場の魅力を広く伝えている。

委員長の中島要さん(46)(=写真)は「夢パークは川崎で一番、市民参加が実践されている施設だと思う。子どもたちの遊び場をさらに魅力的なものにするために、イベントや委員会の活動に興味がある人は、積極的に参加してほしい」と呼び掛けている。

(2017年7月22日 神奈川新聞掲載 市民記者・山田和彦)
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2017年06月03日

スタート〜親たち支え続けたい

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「若者と、子育て中の親たちをずっと支え続けたい」。市民活動団体「スタート」代表の大井和枝さん(58)の思いだ。

大井さんは自身の子育て中、週1度の「幼児と母親の支援サークル」に参加したのがきっかけとなり、スタッフとして30年間携わってきた。幼児の頃から接していた子どもたちが大井さんを慕って、訪ねてくるようになり、学校でのいじめや家庭の悩みを聞く場にもなった。

その後、サークルは解散したが、若者たちから「やめないで」「また話を聞いて」と、たくさんのメールや連絡が来た。これらの声を原動力に、2015年、5人のスタッフと共に「スタート」を立ち上げ、3種類の居場所をつくった。

若者が安心して居られる場所「夜スタ」(=写真)、子育て中に安心して休める場所「昼スタ」、わが子の不登校、引きこもり、ニートについて安心して話せる場所「午後スタ」。主な会場は、多摩区役所とKFJ多摩すかいきっず(多摩区登戸)。

「夜スタ」は月2回開催。午後6時半を過ぎた頃、集会室に「こんばんは」と明るい声が響く。スタッフ手づくりの夕食に会話が弾む。「ここに来るとたまったものをはき出せる。いつも、親身に話を聞いてくれる」と話す若い女性。

「いつでも誰でも迎えられる、拠点となる場所をつくりたい」。大井さんの切なる願いだ。連絡先は、大井さん電話 080-1066-7892。

(2017年6月3日 神奈川新聞掲載 市民記者・安達朝子)
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2017年02月04日

たちばな・こども食堂〜地域だんらんの場に

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「子どもが一人で来ても食事ができ、安心して過ごせる地域のだんらんの場をつくりたい」。
横浜市港北区で弁当屋を営んでいる代表の永江亜樹さん(37)らメンバー3人の願いだ。3人は昨年6月から、川崎市高津区の「プラザ橘」で月1回、「たちばな・こども食堂」を開いている。

午後3時から始まる準備は、調理器具や食器の徹底した煮沸消毒から始まる。食材は地元の農家から仕入れた野菜を使用。毎月、季節感を出したメニューを考える。

午後5時半を過ぎた頃、子どもがドアを開けると、メンバーやボランティアたちの明るい笑顔に迎えられる。受付を済ませ、手を洗い、コップとはしを持ち、手づくりのテーブルカバーが掛けられた席へ向かう。

ちらしを見て、2回目の参加という小3の児童と母親は、「料理は手づくりの優しい味です。家庭的な雰囲気で、今回も楽しみにしてきました」と話す。メンバー達も参加者と一緒に食事をしながら、会話を楽しみ、相談にのることもある=写真。子ども達は食後、宿題をしたり、本を読んだり、折り紙を折ったりと思い思いに過ごしている。 

「みんなで食べると楽しいし、おいしい。より多くの人に関わってもらい、長く続けていきたい」と佐藤由加里さん(51)。次回は2月16日で参加費大人300円、子ども100円。

(2017年2月4日 神奈川新聞掲載 市民記者・安達 朝子)
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