2017年02月04日

たちばな・こども食堂〜地域だんらんの場に

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「子どもが一人で来ても食事ができ、安心して過ごせる地域のだんらんの場をつくりたい」。
横浜市港北区で弁当屋を営んでいる代表の永江亜樹さん(37)らメンバー3人の願いだ。3人は昨年6月から、川崎市高津区の「プラザ橘」で月1回、「たちばな・こども食堂」を開いている。

午後3時から始まる準備は、調理器具や食器の徹底した煮沸消毒から始まる。食材は地元の農家から仕入れた野菜を使用。毎月、季節感を出したメニューを考える。

午後5時半を過ぎた頃、子どもがドアを開けると、メンバーやボランティアたちの明るい笑顔に迎えられる。受付を済ませ、手を洗い、コップとはしを持ち、手づくりのテーブルカバーが掛けられた席へ向かう。

ちらしを見て、2回目の参加という小3の児童と母親は、「料理は手づくりの優しい味です。家庭的な雰囲気で、今回も楽しみにしてきました」と話す。メンバー達も参加者と一緒に食事をしながら、会話を楽しみ、相談にのることもある=写真。子ども達は食後、宿題をしたり、本を読んだり、折り紙を折ったりと思い思いに過ごしている。 

「みんなで食べると楽しいし、おいしい。より多くの人に関わってもらい、長く続けていきたい」と佐藤由加里さん(51)。次回は2月16日で参加費大人300円、子ども100円。

(2017年2月4日 神奈川新聞掲載 市民記者・安達 朝子)
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2016年10月22日

NPO法人シェアドッグスクール〜犬を通じて成長支援

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イギリスには「子どもが生まれたら犬を飼いなさい」という古いことわざがある。「この内容には素晴らしい教訓が込められている。私の活動の原点です」と話すのは、シェアドッグスクール代表の岩原晋子さん(47)(=写真左端)。

犬を通じて子どもの成長を支援したいとの思いから、NPO法人を2013年1月に設立。放課後や土日など課外活動の時間を中心に、子どもたちと犬との触れ合いの場を提供している。

現在の活動の中心はシェアドッグ子ども交流会。触れ合いやゲームを通じて犬の飼い方、接し方を学ぶ。シェアドッグスクールの犬たちは訓練された犬ではなく、ボランティアが飼っている普通の家庭犬。交流前に犬への正しい接し方のレクチャーは毎回欠かさないが、嫌なことをされた犬がほえることもある。体験を通じ、犬の気持ちを理解させることも狙いの一つだ。

交流会で、犬のおやつを作るという試みも始めた。完成したさつまいもボーロは参加犬にプレゼント。「命と触れ合うには、食べられるもの、食べられないものなど、相手を良く知ることが大切」と代表は話す。 

現在は公的施設での開催が中心だが、今後はペットショップやトリミングショップなどの店舗と協力し、近くの小学生が気軽に参加できるような地域密着型の開催を増やしていく考えだ。

(2016年10月22日 神奈川新聞掲載 市民記者・渋澤和世)
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2016年06月11日

語りの会ストーリーテリング幸〜昔話で心の成長願う

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昔話は知恵やユーモアにあふれ生きる力を養う―。「語りの会ストーリーテリング幸」(代表平安真理さん(=写真前列中央))は、それを子どもたちに伝えようと物語を暗記し、生の声で語りかけ続け17年になる。

会員はまず、日本や世界のたくさんの昔話の中から、お気に入りを探して選ぶ。心に物語の風景を描き、人物像を描き上げていく。「伝えたい」との思いが、「語る」けいこを繰り返させる。

毎年6月から始まる小学校への出前のお話会は、1年から6年までの各クラスの授業へ参加し行う。13人の会員が2日間、真剣に取り組む活動だ。文字を読まないから児童一人一人の表情と向き合いながら語る。目と目が合い、児童は「私に向かって話してくれている」と感じられるという。語り手と聴き手のコミュニケーションが生まれ、新たな物語が作られる。

幸図書館で催す10月と2月の「大人のためのお話会」、8月の「ようこそこわいお話の世界へ」も続く。参加者から「情景が浮かび話に引き込まれた」と好評だ。

「子どもたちが昔話の世界を想像することを通して、豊かな心の成長につながってほしい。そう願って続けている」と会員らは笑顔を見せた。同会の問い合わせは、幸図書館 電話044(541)3915。

(2016年6月11日 神奈川新聞掲載 市民記者・小島博記)
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