2017年12月09日

男友会〜男性にも憩いの場を

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地域交流の催しは、女性が多く男性は肩身の狭い思いをする。それなら男性限定の会をつくればいい。そんな思いから2015年11月「男友会」を設立した。現在65歳以上のシニア男性22人で活動中だ。

毎月第2・4木曜日の午後、特別養護老人ホーム「ビオラ川崎」(川崎区小田栄)で、体操教室が開かれる。2人の女性ボランティア講師の指導のもと、ストレッチ、筋力や持久力アップなどの体操を4セット、2時間かけて休憩を挟みつつ、参加者の体力に合わせながら進めている。

同施設内の地域包括支援センターの協力により、無料で会場を使用することができる。同じ施設を利用している、近隣の乳児とその保護者が対象の「赤ちゃんとママのつどい」では、地域のためにと、男手が必要な力仕事は男友会が請け負っている。

「体操の後は、気の合うグループでマージャンや男同士のおしゃべりを楽しむ。ここは一人で参加する方がほとんど。気軽に顔を出してほしい」と話すのは、メンバーの山ア昭重さん(82)。

代表の瀬戸建さん(77)(=写真左端)は、「今後も体調と相談しながら活動を続けたい。定年後の男性が集い、多くの方がここで仲間をつくり、さらには体を動かすことで健康寿命も延ばしてほしい。」と語る。

(2017年12月9日 神奈川新聞掲載 市民記者・渋澤和世)
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2017年11月18日

NPO法人ぺりの邑〜利用者の笑顔励みに

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「ぺり」は、人に知られなくともよい仕事をして人助けをする妖精の名前である。

代表の眞崎頌也(まさきのぶや)さん(85)(=写真右)たちは、障害者福祉実践の場を持ちたいと活動を始め、2007年に「NPO法人ぺりの邑(むら)」として認可を受け、地域活動支援センター「ひびき工房」とグループホーム「にじ」を運営している。

ひびき工房は、小田急線百合ヶ丘駅近くにあり、障害者が駅から自力通所することも訓練の一つだ。街なかに作業所をつくることで、近隣住民とコミュニケーションを図りながら、10人の障害者がテープ起こしや点訳などの作業をしている。  

40代を過ぎた利用メンバーも増えたため、13年に自立生活するための足掛かりとしてにじを設立した。

多様性を重視し身体、知的、精神と異なる障害がある4人が生田緑地の一軒家で共同生活。6人の世話人や支援員がおり、温かい食事を提供するなど家庭的な雰囲気を大切にしている。クリスマス会やバーベキューも入居者が企画・実行。近隣に参加を呼びかけるなど地域交流にも努めている。

眞崎さんは、「ひびき工房を職業訓練ではなく就業の場とするために継続的な仕事を受託したり、日本の楽譜を点訳し、欧米の障害がある音楽家に送りたい」と今後の抱負を語った。

(2017年11月18日 神奈川新聞掲載 市民記者・山田和彦)
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2017年11月11日

こがも会〜親子で一緒に終活を

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「会員の知識や経験を生かしつつ、介護と相続の知識、情報を市民の皆さんに分かりやすくお伝えしたい」。こがも会は、ファイナンシャルプランナー(FP)養成講座で知り合った5人の女性が2013年3月に設立した。

会の名称は「かるがも親子の、子が親を慕い、親が子を守るイメージから名付けました」と代表の関豊子さん(54)(=写真左)。

主な活動はセミナーの開催と「こがもノート」の発行・普及。何の準備もないまま突然、介護や相続に直面すると、親の思いや日常生活が分からず、慌ててしまう。少しでも楽な介護、円満な相続をするには、事前の準備と親子のコミュニケーションが大切と伝える。

これまで、市内各所で「介護・相続の心構え」「認知症が心配〜成年後見制度」などのテーマでセミナーを行ってきた。

「こがもノート」には、介護編と葬儀・相続編がある。かかりつけ医やすぐに動かせる預金情報など、親子で一緒に記入し、いざというときに備えるためのものだ。実際に使っている人からは「母と一緒に記入したことで、準備ができ安心できた」と喜ばれた。いつでも書き込めるようお薬手帳サイズ(=同中央)にした。

「今後は多世代の方々が集まり、お金、介護、相続について気軽に情報交換できる『井戸端会議』のような場づくりをしたい」と関さんは語る。問い合わせは「こがも会」ホームページ
から。アドレスはhttp://kogamokai.com/

(2017年11月11日 神奈川新聞掲載 市民記者・背戸柳勝也)
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