2018年07月21日

Vocalise総合芸術振興協会〜発声訓練で介護予防

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 「声年齢も見た目も10歳若返ることができます」と語るのはNPO法人Vocalise(ヴォカリーズ)総合芸術振興協会理事長の清水由香さん(=写真中央奥)。

清水さんの指導で、受講者は顔のさまざまな筋肉を意識して発声するトレーニングを行う。普段使っていない表情筋を自力で動かしながら発声することで、健康にも美容にも良い効果を生むという。

清水さんはプロの声楽家として長年活躍してきた。豊富な音楽経験を生かし、音楽でつながった仲間と一緒に社会貢献に取り組むため2013年5月に同協会を立ち上げた。現在は演奏活動にとどまらず、誤嚥(ごえん)防止など介護予防に積極的に取り組んでいる。独自に開発したメソッド「フェイスリフティングボイス」は、医療関係者の監修を受けて健康に寄与することも確認したという。

同協会の会員は中学生から88歳まで37人。昨年9月、中原市民館(川崎市中原区)ホールで開催した「健康のためのレクチャーコンサート」がきっかけとなり、多方面から講演依頼が増えた。

受講者からは「むせるのが治りました」「健診で肺活量が増えていました」「何だか若返ったようだねと人に言われました」との声も。清水さんは活動の成果に手応えを感じている。

問い合わせは同協会 電話070(5012)4347まで。

(2018年7月21日 神奈川新聞掲載 市民記者・諸富滋)
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2018年06月23日

川崎市認知症ネットワーク〜孤立させず支援続け

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「認知症の人も一人の生活者として、堂々と生きていきたい!」。この思いの下に、家族会など川崎市内16の市民グループが、1996年に「川崎市認知症ネットワーク」〈柿沼規子代表(74)(=写真右)〉を発足した。

「孤立させない」「認知症を理解して見守り応援する人を増やす」活動を20年以上続けている。家族だけで悩みや困り事を抱え込まず、社会とつなぐことが認知症者と介護する家族の支えになる。同ネットワークは発足時から「暮らしの目線」で地域に認知症への理解を広めてきた。

活動の一つ、認知症啓発寸劇「劇団SOS」の出演者は介護の体験者たち。認知症の人や家族の心理、対応の仕方を分りやすく演じる。男性が悩みを語りやすいようにと「男性介護者の集い」も開いている。

徘徊(はいかい)などで行方不明になった時の不安な体験や、病状の進行で変わってゆく介護生活にどのように向き合うかなど、認知症介護者家族の悩みは深い。地域の隣人たちが、認知症を理解し、見守り、サポートしてくれることを願い、「認知症サポーター養成講座」の講師も派遣している。

柿沼代表は「地域でお互いさまの心が広まり、認知症の人と家族へ手を差し伸べてくれることが、超高齢社会での希望になります」と語る。

(2018年6月23日 神奈川新聞掲載 市民記者・小島博記)
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2018年05月19日

朗読ボランティアグループかざぐるま〜信頼と声でつながる

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「朗読ボランティアグループかざぐるま」は、視覚障害者の役に立ちたいという思いで1986年に「出前朗読」のサービスから活動を開始した。会員が利用者宅へ直接訪問し、書類や取扱説明書など要望に応じて対面で朗読する。担当者は利用者ごとに決まっており、お互いに信頼関係で結ばれている。

また、視覚障害関係や地域の情報などを録音した「かざぐるま情報」を年6回、20人に届けている。「イベントやコンサート情報が楽しみ」「視覚障害関連の新しい情報や便利グッズの紹介がうれしい」と好評だ。

会員は21人で60代が中心。会員の椎名耕平さん(42)(=写真中央)は、「正しい発音やアクセント、美しい日本語を意識するようになった」と話す。

代表の塩田道子さん(65)(=写真左)は、「利用者の方々は皆さん前向きで意欲的。新型レンジの使い方をマスターして料理に挑戦、詩作してコンクールに応募、登山する方まで。私たちの方がかえって元気をもらえます」と語る。

毎年6月、川崎市中部身体障害者福祉会館(中原区)主催の「音声訳ボランティア講座」(毎週土曜日・全4回)に協力。感情を入れずに正確に読む音声訳の基礎を学んでもらい、朗読を楽しみながらできるボランティア養成講座となっている。講座の問い合わせは同会館 電話044(733)9675。

(2018年5月19日 神奈川新聞掲載 市民記者・鴇田恵子)
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