2018年10月27日

四ッ葉のハーモニー〜皆の笑顔にやりがい

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「四ッ葉のハーモニー」は、川崎区健康づくりサポーター養成講座の卒業生4人が2014年につくったグループだ。健康体操や歌のほか、高齢者施設の利用者と一緒に楽しめる絵本の読み聞かせなどの出し物で、参加者に笑顔を届けている。

川崎区と幸区にある施設の訪問を続け、活動は毎月20回を超える。毎回盛況で、「また来てください」の声に応え、定期的に足を運ぶ施設も多い。

絵本の読み聞かせには、ひと工夫凝らしている。本の内容を大画面テレビに映し、登場人物に命を吹き込む声優の役割をメンバーが担う。体操や歌も参加者に合わせるため、その日に曲が決まりアドリブも多い。

代表の斉藤理恵子さん(66)(=ギターを手にした写真手前)は「毎回、同じことはしない。斬新なことをやろうと考えている」と話す。ギターやダンバリンの伴奏が始まると利用者とメンバーがひとつになる。「銀座カンカン娘」などテンポのいい曲では踊りだす人もいる。

「私たちは、利用者の『〜したい』を応援している。踊りたい、食べたいなど、欲求を満たすためには機能訓練が必要。最初は難しいと思っても何回かやればできるようになる。参加者の笑顔が一番の喜び」とメンバーは口をそろえる。

(2018年10月27日 神奈川新聞掲載 市民記者・渋澤和世)
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2018年09月29日

ランドヌ東京〜長距離を走る満足感

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ランドヌ東京は、長距離のサイクリングイベントを開催する団体だ。2013年11月から川崎市を中心に現在26人のスタッフで活動している。

このイベントはブルベ(フランス語で「認定」の意味)と呼ばれ、参加者はスタートからゴールまで全てを自己責任で行う。順位を競うのではなく、制限時間内に決められたコースを完走し、認定を受けることが目的だ。

コースは同団体のスタッフが考案し、距離は200キロから1200キロの6段階。市とどろきアリーナ前(中原区)を起点(=写真)に、武蔵中原駅を終点とすることで、地元のにぎわいにも寄与している。40時間を制限とした600キロのコースは、折返し地点を長野県の安曇野や静岡県の浜名湖に設定。川崎を発着点にすることでどんなコースでも組める利点があるという。

参加者の大半は川崎の近隣からで、年齢は20〜80代前後と幅広いのも特徴。「完走できて良かった」。安堵(あんど)と達成感を浮かべた参加者の声がゴール地点に広がる。

津村明彦代表(58)は「参加者がブルベを続ける意欲を持っていることがありがたい。今後はイベント参加者に公道を走るマナーを教えるだけではなく、地域住民に安全な自転車の乗り方も啓発していきたい」と抱負を語る。

問い合わせは同団体ホームページ(https://randonneurs.tokyo/)のメールフォームから。

(2018年9月29日 神奈川新聞掲載 市民記者・原達也)
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2018年07月14日

川崎サウンドテーブルテニスクラブ〜卓球に音を乗せ競技

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サウンドテーブルテニスは、ラバーなしの卓球のラケットで、台とネットの4.2センチの隙間に球を転がして打ち合う視覚障害者の競技。ピンポン球には小さな鉛が入っている。会場では球の転がる音やラケットに当たるカチーンという音が鳴り響く。1933年に考案された歴史あるスポーツだ。

川崎サウンドテーブルテニスクラブは、視覚障害者向けのスポーツ団体として、川崎市内で2000年から活動している。団体発足時はわずか3人だった。より多くの視覚障害者に知ってもらいたいと、市視覚障害者福祉協会を通じメンバーを募集。今では18人ほどになった。毎週土曜日と日曜日に多摩川の里(川崎市多摩区)を中心に練習をしている。体を動かして楽しむことはもちろん、市の大会や関東ブロック、全国大会にも出場している。

全国で優勝するほどの実力者で団体代表の山崎智恵子さん(41)(=写真右)は、「全体的な技量向上のために、目の見えるコーチから助言が欲しい」と望む。広報担当の藤田重男さん(61)は「視覚障害者だけではなく、健常者の人にも参加してもらい、練習の相手や審判にも協力してほしい」と願う。

健常者のサポートを広く募集している。問合せは藤田さん 電話090(5763)1974。

(2018年7月14日 神奈川新聞掲載 市民記者・原達也)
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