2015年11月21日

NPO法人かわさき歴史ガイド協会〜歴史ある街の案内人

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今年2周年を迎えた「東海道かわさき宿交流館」は来館者が10万人を超えた。館内に常駐し、ガイド依頼や質問に応じているのは「NPO法人かわさき歴史ガイド協会」。2004年に発足し、歴史豊かな川崎を多くの人に知ってもらおうと、現在66人が活動している。

小・中学校の総合学習にも協力する。子どもたちは交流館の「川崎宿模型」で当時の川崎宿の様子を知り、その後に旧東海道を案内人とともに歩く(=写真)。現在と江戸時代のまちを比べることで、まちの歴史を身近に感じてくれるようになる。「学校の近くに古い歴史のある寺社やイチョウの大木が残っていて、びっくりした」。こんな言葉に励まされ、より興味や関心をもってもらえるよう案内の工夫を重ねている。「子どもたちに地域の歴史を未来に引き継いでもらう一助になれば」と会員の中村紀子さんは話す。

協会の活動は幅広い。「身近な街の歴史・史跡ガイド」を作って学校や図書館に置いてもらった。川崎宿めぐり、大師道めぐりなど地域めぐりのほかに、川崎大師平間寺境内にも4月〜11月の土、日、祝日に常駐している。

「このまちに住んでいてよかった。川崎って歴史・文化が豊かなまちですね。と理解してもらうのが一番うれしい」と川崎育ちの吉野智佐雄理事長は語る。

(2015年11月21日 神奈川新聞掲載 市民記者・安達朝子)
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2015年10月31日

川崎セブンスター〜エンタメで社会貢献〜

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大山街道ふるさと館会議室、満席の会場に笑い声と拍手が鳴り響く。「川崎セブンスター」の漫才ユニット「ザ・ショウマンU&M」の梅本誠さん(=写真右)と、牧野克巳さん(=同左)は17日に開催された「のくち寄席」のために練り上げたネタを演じきった。

2013年秋、かわさき起業家塾で出会った2人。エンターテインメントで社会貢献をしたいと奮闘する牧野さんの行動力に梅本さんが引かれ、自らプロデューサーを買って出た。翌年、市内七つの区でライブ活動をするパフォーマンス集団「川崎セブンスター」を設立した。

活動理念は「笑いや音楽で地域に笑顔を」。漫才のほか、歌手、フラダンサー、楽器演奏家など理念に賛同した芸達者な仲間が、高齢者施設や地域の行事などで出張ライブを行っている。

梅本さんの本業は行政書士。街の法律家として地域に密着し、皆を元気に、幸せにしたいという思いは活動に相通じるものがあるという。「後継者や多彩なユニットが育つよう賛同者の輪を広げていきたい。ネタ作りや笑いを通し、コミュニケーション能力の向上、アンガーコントロールなど企業研修にもきっと活用できるはず」と梅本さん。眠らせている才能や能力を役立ててみませんか。現在芸人募集中。問い合わせは、電子メールplum.tree417@gmail.com

(2015年10月31日 神奈川新聞掲載 市民記者・佐々木直子)
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2015年08月22日

劇団ちりりん座〜芝居を通して自己再生〜

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自分とは違う人生や人格を演じることで、感情を解放し、世界を広げ、自己再生を目指している劇団「ちりりん座」。

主宰の山浦弘靖さん(77)はアニメや映画の脚本を数多く手掛けた脚本家。家族の介護で自宅に引きこもりがちだったが、地元の元気なシニアたちに刺激され、昨年3月、有志5人を集めて劇団を立ち上げた。平均年齢70歳のシニア劇団だ。麻生市民交流館やまゆりを拠点とし、他団体とも協力して介護老人保健施設でイベントを行うなど、活動の場と人の輪を広げている。

この夏はシェイクスピア作品にシニアの声を織り込んだ「背広を着たジュリアス・シーザー」を同館で公演。山浦さん自身も役者として舞台に立つ。

稽古では、所作や立ち位置、せりふ回しについて出演者から活発な意見が飛ぶ。シーザーを演じる牧野克巳さん(66)も、はじめは引っ込み思案だったが、次第に雄々しく声をあげられるようになったという。劇中には観客が一緒にヤジを飛ばしたり、歌ったりできる演出もあり、演者と観客が一体となって創り上げていく参加型の芝居を目指す。

山浦さんは「今後は地域のシニアに加え、40〜50代も巻き込み、大人だからこそ演じられる題材や、人情の機微を表現することに挑戦していきたい」と語る。

(2015年8月22日 神奈川新聞掲載 市民記者 佐々木直子)
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