2018年08月11日

おと絵がたり〜川崎から広がる世界

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地域の昔話をオリジナルの絵と語りと音楽で表現する「おと絵がたり」の活動(=写真)は、2003年に地域の小学校で始まった。主な活動メンバーは8人だ。

6月に中原市民館ホール(川崎市中原区)で行われた年1回の本公演は、老若男女たくさんの人が会場を埋め尽くした。ホーホーホー。森にこだまするフクロウの声や、ピーヒャララ。踊りだすような音色に合わせて 色鮮やかな絵巻が大型のスクリーンに 映し出される。それを見つめる観客の顔は輝きを増し、昔話の世界に引き込まれていく。「見終わった後に温かく幸せな気持ちになった」との声が聞こえる。

同代表の加藤妙子さん(59)は、川崎市出身の児童文学作家 萩坂昇さんの言葉「心のごちそう」に感銘を受けた。おと絵がたりで、多くの昔話を通して観客に大切な心のごちそうを届けたいと思うようになった。

23日から始まる全3回の「ミニ公演と体験会」では、参加者が作品上映を楽しみながら、効果音入れなどの手法を体験。3回のワークショップを通じ、楽しみながらメンバーと一緒に「たまがわのフクロウの話」の上演体験ができる。

加藤さんの夢は、日本全国の面白い話をおと絵がたりで表現し、いつかは外国にも伝えに行くことだ。川崎から広がる世界はもうそこにある。ワークショップの詳細は同団体HP(http://www.cl.bb4u.ne.jp/~otoe-net/)。

(2018年8月11日 神奈川新聞掲載 市民記者・大場雅史)
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2018年06月30日

かっとび太鼓〜地域で活躍 伝統芸能

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2017年に設立30周年を迎えた「かっとび太鼓」。活動のきっかけは、初代会長の廣川安雄さん(93)が、当時の川崎市立西御幸小学校(同市幸区)の中村剛教頭に「子どもたちを元気にし、日本の伝統芸能でもある太鼓を指導してほしい」と頼まれたことからだ。

「かっとび」とは中村教諭の故郷である九州地方の方言。あぜ道に植えてある高さ50センチほどの枝豆を勢いよくかっ飛ばして遊んだ昔を思い出し、チーム名に決めたという。

同団体のメンバーは大人15人と子ども20人。大人のほとんどは創立時からのメンバーで、30年間にわたり子どもたちと一緒に活動を続けている。

同小学校の体育館を借りて練習をしている。周囲の住民に迷惑をかけないよう、夏でも窓を閉め切って細心の注意を払う。太鼓に毛布をかけ、音をできるだけ抑える工夫もしている(=写真)。

太鼓指導は3代目会長の早坂義一さん(76)。中学3年の小宮弥月さん(15)は小学4年から太鼓を始めた。「最後にピタッと決まると『やったぁ!』と思う。高校は太鼓クラブのある学校を選びたい」と太鼓の魅力を語る。

学校の運動会ではノリのいい曲「ジンギスカン」、文化祭などでは「川崎踊り」を中心に披露する。今年も夏祭りが近づき、太鼓を叩く手にも力が入る。メンバーも広く募集中。問い合わせは早坂さん 電話090(3318)9008。

(2018年6月30日 神奈川新聞掲載 市民記者・島村艶子)
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2018年02月24日

社会人落語やかん寄席実行委員会〜大いに笑って元気に

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古典落語にある「やかん」に笑いを沸かせるイメージを重ねた「やかん寄席」。職業を持ち週末に活動する30〜60代の8人のメンバーによる「社会人落語やかん寄席実行委員会」が企画・運営を担う。

代表の保坂千秋さん(42)らは、趣味として落語教室に通って覚えた多くの噺(はなし)を披露できる場にしようと、2016年2月に同委員会を設立した。

同年に開催した初舞台が、予想以上に集まった観客でにぎわうのを目の当たりして驚いた。「地域住民らが集い、大いに笑って心身ともに元気になれる場として続けていかなければ」と保坂さんらは自覚した。

漫才・三味線・新内節・都々逸・唄や舞踊などを披露する ゲストの依頼に奔走。メインの落語と一緒に、多種多彩な演芸に親しんでもらう。特製の手ぬぐいやクッキーなどが当たる「お楽しみ抽選会」もあり、観客と出演者の拍手と歓声が会場を沸かせる(=写真)。

「伝統芸能の魅力を伝えながら、活気ある地域づくりを目指して活動の場を増やしていきたい」。保坂さんらの思いはさらに大きく膨らむ。

誰もが気軽に落語や演芸を楽しめる「やかん寄席」は、「てくのかわさき」(川崎市高津区)のホールで年3回開催。次回は4月7日(木戸銭無料)。問い合わせは、保坂代表 電話090(1777)4718。

(2018年2月24日 神奈川新聞掲載 市民記者・菅原登志子)
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