2015年05月16日

虹の会〜子どもたちに良書を〜

虹の会

麻生区の白山愛児園1階にある地域交流スペースで毎週火曜日と第2・第4土曜日、「白山子ども図書館 ほんの森」が開設されている。8千冊にも上る蔵書を管理し、貸し出し業務やお話し会、参加型のイベントを企画、運営しているのが「虹の会」だ。会員は34人。

2012年、地域の親子に愛されてきた「ゆりがおか児童図書館」が35年の歴史を閉じた。「故渋谷益左右館長の『良い本と良い環境を子どもたちに』という遺志と、読み継がれてきた大切な蔵書を次世代につなぎたい」―。その思いを胸に、図書館の運営に携わっていた「ゆりの子会」の有志5人が同年、「ゆりの子虹の会」(虹の会の前身)を結成した。

副代表の米倉由布子さんは「閉館という悲しい出来事の後、再び晴れて虹が出るように、そして“二次=(セカンド)“というメンバーの思いと意味を、名前に込めた」と言う。

「本は自分で読むだけでなく、『この本、面白いよ』と人から人へ伝えていくことで、もっと楽しくなる」と、代表の吉澤登子さんは話す。貸し出しは1回2冊。どれにしようか迷っている子にお薦めの本を手渡すことができるのは、私設図書館ならではの長所。今後は多世代が交流できる催事も企画し、地域に愛され貢献できる図書館を目指す。

随時会員募集中。問い合わせは、虹の会 電話090(4128)5647。

(2015年5月16日 神奈川新聞掲載 市民記者 佐々木直子)
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2015年04月04日

国際子育てひろばコアラ〜「普通に遊ぶ」大切さ

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国際子育てひろばコアラは、外国人と日本人の母と子が互いに子育てや日常生活について情報交換する場として設立された。米澤悦子代表が日本語教室ボランティアとして「心の中に悩みがいっぱい」の外国人の母親と向き合い、解決策を探ったことがきっかけだった。月2回、中原区で集まり交流を深めている。

13年間活動を共にしてきた藤原錦芳副代表は米澤代表の教え子。「先生への恩返しのつもりだったが、母国の中国人や日本人ママの手助けが楽しくなった。離婚問題の解決など家庭支援にもなっている」と話す。
「外国人と日本人が頼り合うのがコアラ」(米澤代表)。やがて互いに家庭訪問を始めた。母親が訪日した際にコアラを訪れ、帰国後、その良さをブログで発信するなどの「国際交流」が生まれた。  

大切にしている行事はお別れ会。3月12日には保育園や幼稚園への入園を機にコアラを“卒業”したり、母国に戻ったりする子どもら20人に金メダルを用意、「いろいろな国の子どもたちと普通に遊ぶ」など思い出の手紙と一緒に渡した(=写真)。4年間のお別れ会では、みんなで消防署を見学した経験から「大人になったら消防士になってブラジルを守る」と宣言した3歳の男の子がいた。

「世界に目線を向けて、外交、人権、平和などを考えながら活動したい」と米澤代表。当面の目標は20周年記念誌の発行だ。

(2015年4月4日 神奈川新聞掲載  市民記者:高橋喜宣)
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2014年11月08日

宮崎小学校おやじの会〜安全な通学路へ一役

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市立宮崎小学校(宮前区)の学区内には交通量が多い2本の道路が走る。通学路はアップダウンが続き、見通しが悪い所も多い。そこでPTAが主体となり交通安全の手作り看板約120本を交差点に設置、管理している。そして、古くなった看板の作り替えを担うのが「おやじの会」だ。

PTAの一組織として2000年に設立され、現在は約20人のコアメンバーを中心に活動している。看板作りのほか、運動会では保護者席を整理し、学校の祭りではつくねを焼いて盛り上げる。会長の泉直生さん(45)は「中学生になった上の子が小学1年の時から8年。子どもたちの笑顔が見たくて続けています」と言う。

10月19日には看板の作り替えを行った。PTA委員のお母さんと古くなった看板を解体、新しい看板の木枠を組みペンキを塗る。毎年6年生が卒業記念に各クラスで看板の標語をつくる。その一つ「『わたっちゃえ』絶対言わないその言葉」を含め、16本が作り替えられた。

佐藤裕之校長は「看板のおかげで交通事故は減っています。1150人が通う市内で2番目に大きな学校ですが、こうして汗を流してくれる保護者と、140年の学校の歴史を紡いできた地域に支えられ、子どもたちは温かで安全な学校生活を送っています」と話していた。

(2014年11月8日 神奈川新聞掲載 市民記者・清水まゆみ)
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