2018年02月17日

NPO法人幸区盛り上げ隊〜ママが元気なまちを

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「幸区盛り上げ隊」は、昨年11月、川崎市幸区で「ママが楽しく暮らせるまちづくり」を目指しNPO法人の認証を受けた。

代表は、同区に住む倉林智美さん(38)(=写真左)。イベント会社で12年のキャリアを積んだが産後の仕事復帰を経て退職。子育て経験をプラスにすべく「育児セラピスト」の資格を取得。地元で活動する場をインターネットで検索するうちに「幸区には子連れで参加できるイベントが少ない」と気付いた。

そこで、他地域に目を向けた同年2月、横浜市内で開催されたママ向けイベントで近所に住むイラストレーターのナギノモモコさん(38)(=同中央)と出会い意気投合。任意団体「幸区盛り上げ隊!」を2人で立ち上げた。

6月には川崎区の商業施設で開催された「ハッピーママフェスタ川崎」で団体PRブースを出展。チラシは、幸区内の和菓子店、整骨院などから広告を出してもらい作成。協力者たちの存在に「『幸区をぜひ盛り上げて』って背中を押された」と倉林さん。

ナギノさんは、切り口が花や動物になる巻きずしの親子教室、倉林さんは、イベント企画・運営を担う。現在、メールマガジンの会員は約60人。活動の場で出会った、地域活動に励むシニアや行政書士など、幅広い人たちが活動を支える。

「ナギノさんと出会って1年。思いついたら動き、NPO法人設立まで来ちゃいました」と倉林さんは笑顔を見せた。

(2018年2月17日 神奈川新聞掲載 市民記者・清水まゆみ)
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2017年07月29日

長尾台コミュニティバス利用者協議会〜あじさい号を次代へ

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川崎市多摩区長尾台の丘陵地を青色に輝くバスが走る。コミュニティーバス「あじさい号」(=写真)だ。「このバスがあるから仕事に行ける」「なくては困る」という乗客の声は、バスが地域の足として定着したことを物語る。

「電車やバス路線から離れた長尾台にバスを」と2008年、「長尾台コミュニティ交通導入推進協議会」が設立。6年後、本格運行にこぎ着けたことで「長尾台コミュニティバス利用者協議会」に移行した。

会長の児井(こい)正臣さん(72)と会員13人は、「車がなくても」「高齢になっても」生活ができる、エコで住みやすいまちを目指す。「あじさい号」のダイヤは、朝6時台から夜10時台までと路線バス並みに幅広く、通勤時間帯の本数が多い。

「自分たちの住む所は、自分たちで良くしたい」という協議会のメンバーはバスの本格運行後、ルート図や乗り継ぎダイヤ表を作成し、各戸に配布するなど、「あじさい号」を住民の手で育てていこうと、バス利用を呼び掛けた。乗客には毎年、利用実態調査を行い検証を続ける。

また、「あじさい号」の車内では、折々の写真や地域の子どもの絵を展示する。7月は、多摩区の名所の写真を展示中だ。

児井さんは「都市部の交通空白地帯の問題は深刻。他地域で同様の計画があれば、経験を生かして応援したい」と話している。

(2017年7月29日 神奈川新聞掲載 市民記者・横山知恵子)
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2017年04月22日

荒川洋子さん〜農支援など活動22年

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川崎市宮前区在住の荒川洋子さん(74)(=写真)は、市民活動を始めて22年。多摩区にある日本民家園をサポートする「炉端の会」発足メンバーになったのが最初だった。

石川県出身、金沢大学で教育心理学を学び、特別支援学校の教師となる。結婚後の1972年、川崎市に転入。専業主婦となり育児中心の生活の中、「少しでも社会に関わりたい」と、さまざまな市民活動の研修を受講。「人との出会いで可能性が広がる」と気づき、活動に身を置いた。

2007年にはメンバー3人で菅生分館の自主企画講座「傾聴すがお」を立ち上げた。活動内容は、高齢者施設を訪問する傾聴ボランティアとしての活動だ。08年、市と専修大学連携した社会人の学び直しプログラム「KSアカデミー」を受講し、「良き人々との絆」が広がった。そして、「緑と共生するコミュニティづくり」を宮前区に提案。「みやまえの農企画委員会」から「みやまえC級グルメコンテスト」(宮前市民館協働事業)へと活動も広がった。

「今後も、『みやまえ農の応援隊』活動を通じて、さまざまな世代交流ができる場として、宮前区の農を守りたい」。同区まちづくり協議会理事も務める荒川さんは、意欲を強めるばかりだ。

(2017年4月22日 神奈川新聞掲載 市民記者・加藤紀広)
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