2018年10月06日

NPO法人はたらくらす〜母目線でまちづくり

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NPO法人はたらくらすは「自分が住む街に暮らす人たちのためになることをしよう」と2017年11月に設立された。

同法人の代表は石渡裕美さん(39)。小学5年生の長男をはじめ、男の子3人のお母さんで、09年に自主保育グループ「まんまる」を立ち上げた。同グループは、自然に触れ合う子育てをモットーに何事も話し合いを重視。この実践が母親の学びの場になり、地域の多世代とたくさんのつながりができたという。

今春、活動エリアのJR新川崎駅(川崎市幸区)近くの再開発で「多世代交流のまちづくり」を掲げ、高齢者施設や保育園、商業施設などを新設した街が誕生。企画段階で、石渡さんに開発事業者から多世代交流の街をつくるための地域との関わり方について相談があった。「この出会いがNPO法人設立のきっかけになった」と石渡さんは言う。

現在は同街にあるコーヒーショップの一角で「暮らしを彩るギャザリング」と銘打ったワークショップを開催。「自分だけのオリジナルヘアアクセサリー作り」(=写真)に参加した母親らは「家の近くのカフェで子どもと一緒に好きな色を選び、リフレッシュできた」と喜ぶ。

「みんなで少しずつお金を出し合い、働きかける、働く、暮らす、クラス(集う・学ぶ)のある母親目線のまちづくりを目指したい」と石渡さんは語る。

ワークショップは、「NPO法人はたらくらす」でWEB検索。

(2018年10月6日 神奈川新聞掲載 市民記者・清水まゆみ)
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2018年02月17日

NPO法人幸区盛り上げ隊〜ママが元気なまちを

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「幸区盛り上げ隊」は、昨年11月、川崎市幸区で「ママが楽しく暮らせるまちづくり」を目指しNPO法人の認証を受けた。

代表は、同区に住む倉林智美さん(38)(=写真左)。イベント会社で12年のキャリアを積んだが産後の仕事復帰を経て退職。子育て経験をプラスにすべく「育児セラピスト」の資格を取得。地元で活動する場をインターネットで検索するうちに「幸区には子連れで参加できるイベントが少ない」と気付いた。

そこで、他地域に目を向けた同年2月、横浜市内で開催されたママ向けイベントで近所に住むイラストレーターのナギノモモコさん(38)(=同中央)と出会い意気投合。任意団体「幸区盛り上げ隊!」を2人で立ち上げた。

6月には川崎区の商業施設で開催された「ハッピーママフェスタ川崎」で団体PRブースを出展。チラシは、幸区内の和菓子店、整骨院などから広告を出してもらい作成。協力者たちの存在に「『幸区をぜひ盛り上げて』って背中を押された」と倉林さん。

ナギノさんは、切り口が花や動物になる巻きずしの親子教室、倉林さんは、イベント企画・運営を担う。現在、メールマガジンの会員は約60人。活動の場で出会った、地域活動に励むシニアや行政書士など、幅広い人たちが活動を支える。

「ナギノさんと出会って1年。思いついたら動き、NPO法人設立まで来ちゃいました」と倉林さんは笑顔を見せた。

(2018年2月17日 神奈川新聞掲載 市民記者・清水まゆみ)
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2017年07月29日

長尾台コミュニティバス利用者協議会〜あじさい号を次代へ

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川崎市多摩区長尾台の丘陵地を青色に輝くバスが走る。コミュニティーバス「あじさい号」(=写真)だ。「このバスがあるから仕事に行ける」「なくては困る」という乗客の声は、バスが地域の足として定着したことを物語る。

「電車やバス路線から離れた長尾台にバスを」と2008年、「長尾台コミュニティ交通導入推進協議会」が設立。6年後、本格運行にこぎ着けたことで「長尾台コミュニティバス利用者協議会」に移行した。

会長の児井(こい)正臣さん(72)と会員13人は、「車がなくても」「高齢になっても」生活ができる、エコで住みやすいまちを目指す。「あじさい号」のダイヤは、朝6時台から夜10時台までと路線バス並みに幅広く、通勤時間帯の本数が多い。

「自分たちの住む所は、自分たちで良くしたい」という協議会のメンバーはバスの本格運行後、ルート図や乗り継ぎダイヤ表を作成し、各戸に配布するなど、「あじさい号」を住民の手で育てていこうと、バス利用を呼び掛けた。乗客には毎年、利用実態調査を行い検証を続ける。

また、「あじさい号」の車内では、折々の写真や地域の子どもの絵を展示する。7月は、多摩区の名所の写真を展示中だ。

児井さんは「都市部の交通空白地帯の問題は深刻。他地域で同様の計画があれば、経験を生かして応援したい」と話している。

(2017年7月29日 神奈川新聞掲載 市民記者・横山知恵子)
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