2013年08月24日

多文化クラブとまと〜外国人の子育て支援

130824.jpg

「プールのある幼稚園の方がいい?」、「うちの子、まだ言葉が遅くて・・・」。外国人ママたちがそれぞれの子育ての悩みを、ゆっくりと日本語で話し始める。

川崎市男女共同参画センター(すくらむ21)では今年度、月1回のペースで外国人パパとママのための子育てサロンが開かれている。悩みに答えるのは、日本滞在が長い先輩ママや、日本人サポーター・ママたち。彼女らの助言や情報で、不安そうだった中国、台湾、フィリピンの新米ママたちにホッとした笑顔を浮かべる。すると、子どもたちも言葉を超えて伸びやかに遊び始める。

サロンを運営するのは「多文化クラブとまと」。外国にルーツを持つ子どもが学校生活に困らないように、そして子育てや教育に悩む外国人ママが安心して暮らせるために、ことし2月から活動を始めた会だ。6月に行った「外国人保護者のための日本の幼稚園を知る会」では、参加者が国を超えて、子育ての話題で盛り上がった。

会の代表者・田原明子さんは言う。「ここに来る外国人ママたちと話していると、発想が自由で楽しいです。支援というよりも一緒に歩いていこうという想いです」。問い合わせは田原さん 電話080-5532-1447。

(2013年8月24日 神奈川新聞掲載 市民記者・町田香子)
posted by 市民発担当 at 00:00| Comment(0) | 国際・平和

2013年06月29日

日本ベトナム友好協会川崎支部〜子どもに自転車贈り

130629.jpg

日本ベトナム友好協会川崎支部は2001年、60〜70代のメンバー約10人で発足。廃棄処分される放置自転車に着目し、ベトナム・ダナン市の子どもに贈る活動を続けている。

運営委員の飯塚敞二朗さん(76)によると、定年を迎えベトナムを訪問したのがきっかけ。「お金のない自分たちにもできることで友好を深めたい」と考えたという。川崎市と交渉を重ね、資金を集め、ボランティアを募り、発足2年後に100台を贈った。

12年度に市が回収した放置自転車は約6万5千台で、このうち所有者に返還されたのは58%。残りの一部を譲り受け、点検し修理する。輸送しやすいようにカゴとペダルを外す作業は、大勢のボランティアと一緒に実施。自転車いじりが大好きな人、企業や団体からの常連が多いという。6月8日には、累計台数が目標の1万台を達した。

活動はダナン市との友好の懸け橋になっている。現地にある国際開発救援財団で働く沖山尚美さんが言う。「遠距離通学する子どもたちは、贈られた自転車を宝物のように大事にしている。この活動は現地日本人の誇りです」

同支部では高齢化が進んでいる。そうした中で、明るい話題が、修理はお手の物という工業高校生の参加だ。「国際協力サークル」の部長、渡辺桃太郎君は部員たち=写真=と共に4度参加しており、「困っている人に自転車を届けることにやりがいを感じる。卒業後も手伝いたい」と話している。

(2013年6月29日 神奈川新聞掲載 市民記者・高橋喜宣)
posted by 市民発担当 at 00:00| Comment(0) | 国際・平和

2013年01月26日

川崎エスペラント会・市民活動フェア〜易しく優しい国際語

130126.jpg

ギネスブックも公認する「世界一規則的な言葉」といわれるエスペラント語。

1887年ポーランドの医師が、世界中の人々が自由にコミュニケーションできるようにと考案した。日本エスペラント協会には約1300人の会員がいる。

「川崎エスペラント会」は、草の根で26年の活動の歴史がある。会員は35人で、年代は10代から80代と幅広く、毎週水曜日に元住吉や武蔵小杉周辺の公共施設に集まる。語学好きな人だけでなく、規則的でおもしろいと理系出身の人なども集い、和気あいあいと学習会を行っている。年末のパーティにはエスペラント語を話すいろいろな国の外国人も参加し、盛り上がる。

会の代表である北川久さんと共に活動する妻・郁子さんは、英語教諭としての仕事に携わりながらこの会の設立に参加した。きっかけは、「世界の共通語=英語」という一辺倒な外国語教育に疑問を持っていたころ、たまたまめぐり合ったエスペラント語の簡単明瞭、規則性に驚き感激した。

教えていた高校にもサークルをつくり、生徒に世界中に通じ合う喜びを教えた。会員には国際民宿ネットワークがあり、世界中で家族のように迎えられる。この語学が世界で一番「易しく、優しい」ゆえんである。

(2013年1月26日 神奈川新聞掲載 市民記者・町田香子)
posted by 市民発担当 at 00:00| Comment(0) | 国際・平和