2015年03月07日

日本語クラス「せかいじん」〜違い認め笑顔で会話

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日本語クラス「せかいじん」は、日本語を学ぶ外国人を支援している。中原市民館主催の日本語ボランティア養成講座の受講生有志が1996年に設立。現在10人のメンバーが、主に同館会議室で毎週金曜日の夜間に活動する。

中国、韓国、ベトナム、スリランカなど数カ国の20〜30歳代の主婦や会社員らが参加。日常生活に困らない程度の会話力の習得を目指す。習得度によってグループに分かれ、全員が日本語で会話をする。「日本の好きな食べ物は?」の質問に、「お寿司(すし)」、「親子丼」、「カツ丼」―と答えが続く。すかさずメンバーが「丼は茶わんではなく『どんぶり』です」と持参したタブレットで映像を見てもらう。

身ぶり手ぶりも交え、会話を続けていく。自分たちが当然のように使っている言葉について質問され、ドキリとすることもある。その度に、一緒に日本語を学んでいると感じる。

「街がきれい」「治安がいい」「コンビニが多い」、そして「便利過ぎて会話が少なくなる」といった声は、あらためて日本を考える機会になる。文化の違いを再認識し、互いに理解し認め合う。代表の大島とみ子さんは、「歴史も文化も違う人たちが同じ話題で笑い合えることがうれしい」と話す。

会員募集中。問い合わせは大島さん 電話044-799-9303(ファックス兼用)。

(2015年3月7日 神奈川新聞掲載 市民記者・菅原登志子)
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2014年08月30日

親子日本語サロン〜外国人の生活を支え

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「親子日本語サロン」(M田かおる代表)は、市国際交流協会が2012年に実施した「『日本語サロン』サポーター研修会」の研修生有志が立ち上げた。現在のメンバーは11人。幼い子を持つ外国人が、日常生活や子育てなどに必要な日本語、文化を習得するための学びの場を提供している。

さまざまな国の市民が参加しているが、ほとんど日本語を話せない人もいる。日本語での会話を進めていくにあたり、メンバーは自分たちで描いたイラストやプリントなどを使う。途中では子どもの歌を全員で歌うなど、親子で一緒に楽しく参加できるのも魅力だ。

サロンでの活動は日本語学習だけにとどまらない。子育ての相談をはじめ、「だしの取り方」「宅急便不在票の電話の仕方」など、日常生活の中で直面する個別の要望にも対応する。親子丼の作り方を教えてほしいと頼まれ教えたところ、後日、1人で作った親子丼の写真を送ってきてくれたこともあった、とメンバーはうれしそうに話す。

「慣れない環境で外出がままならない外国人の親は多いと思う。この活動を知って参加してもらい、日本での生活を楽しんでほしい」と、M田さんは呼び掛けている。

次回のサロンは10月3日から開催予定。連絡はM田さん(メール=nihongosaron@gmail.com)まで。

(2014年8月30日 神奈川新聞掲載 市民記者・昆野夏子)
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2013年10月26日

スリランカ自転車プレゼント実行委員会〜母国の貧困層を支援

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スリランカは、インド洋に浮かぶ島国で、1日の収入が500円程度の貧しい生活を送る人も多い。ラシカ・アルナプリアさん(30)=写真=は、5年前に日本のソフト開発会社への就職のためにスリランカから来日した。

日本でも、自国の貧しい人たちのために何かできないかと考えていたところ、放置自転車の保管所へ行く機会があった。そこには、撤去された自転車が所狭しと並べられていた。その数の多さに驚き、「取りに来ない自転車はどうなるのですか」と係員に尋ねたところ、「一部は外国に送られるようです」という答えが返ってきた。

それを聞いた時、アルナプリアさんは自国にも自転車が送れるのでは、と思いついた。スリランカでは、自転車は日本のトラックと同じくらいの価値がある。物売りはパンや魚を、水道のない人は飲み水を運ぶことができるからだ。

その後、「スリランカ自転車プレゼント実行委員会」を立ち上げ、自国の政府に掛け合い、自転車の送り先も確保できた。年明けには、会として初めて自転車400台の寄贈を行う。自転車の整備をする当日のボランティアを募集中だ。

「この活動で川崎とスリランカの友好を深めたい」と、目を輝かせながら語った。問い合わせはメールで。アドレスはrasikasl@gmail.com

(2013年10月26日 神奈川新聞掲載 市民活動センター・福森義之)
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