2017年12月02日

かそけしF〜手作り服で井戸寄贈

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「かそけしF」は1年に1回、手作りの服でファッションショー(=写真)を行い、その服やバザーの売上金でカンボジアの小学校に井戸を寄贈している。2005年に発足し、着物のリメークなどを手掛け、現在協力する近隣在住の女性たちは約120人に。

13回目になる今回は、10月21日に川崎市麻生区の琴平神社第二参集殿で開催された。会場には、贈られた井戸水に喜ぶ子どもたちの写真や感謝状が掲示された。

三線のライブ演奏などが披露された後、ショーがスタート。手作りの服を着た有志たちは、参加者に生地の説明を紹介するほか、簡単な作り方を紹介する。「わあ、すてき」と拍手や歓声がわく。

代表の関戸昭子さん(66)はカンボジアを訪れた際、子どもたちが売り子や水くみの仕事をして、学校にも行けない実情を目の当たりにした。その後も友人たちと学校などを何度も訪問し、「自分たちの身の丈にあった支援は何か」と考え、メンテナンスのしっかりした井戸に絞り、これまでに3基を寄贈した。

「かそけし」は淡い、かすかなという意味。名前の由来は、支援がいつまで続くか自信がなかったからという。Fはファッションショーの略。

「毎年、いろんな方が楽しみにして集まってくれる。同窓会気分で楽しいです」とメンバーの一人は長く続いている秘訣(ひけつ)を語る。

(2017年12月2日 神奈川新聞掲載 市民記者・安達朝子)
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2017年09月02日

川崎ボランティア・ガイド研究会〜外国人に魅力を紹介

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「川崎ボランティア・ガイド研究会」は、川崎市を訪れる外国人に英語で観光案内することを目的としている。全員が英語通訳経験者で、発足のきっかけは、川崎市内で開催された観光ボランティア通訳セミナー。代表の田中嘉信さん(73)と福永康子さん(64)は、「せっかく集まった仲間と地域で実践の場を創出したい」と2017年3月、立ち上げたばかり。

会員は50〜70歳代の12人で、現在の活動は月1回の勉強会が中心。生け花をはじめとする日本文化や多摩区の日本民家園、川崎区の川崎大師、市内を流れる二ヶ領用水など、市内の観光スポットについて英語でいかに説明をし案内するか、個々人がテーマを担当して発表する(=写真)。近く「川崎工場夜景ツアー」などを予定し、自らのガイドプラン作成に生かしたい意向だ。

観光ガイドを実施する機会を得るため、市内の観光に携われる市民活動団体とのコラボレーションや、川崎市への働き掛けを検討している。「川崎は東京、横浜に挟まれ、観光客が通り過ぎていってしまい、目立たず残念」と福永さん。

「市内には魅力的な場所がたくさんある。外国からの来訪者へこの魅力を伝え川崎市を応援したい。団体名には川崎を応援する気持ちを込めている」と田中さんは語る。一緒に活動する仲間も募集中。連絡先は電子メールで田中さん tanakays@poplar.ocn.ne.jp

(2017年9月2日 神奈川新聞掲載 市民記者・島田悦子)
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2017年08月19日

平和を願う会〜語りや朗読劇で訴え

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戦争を知らない世代に、戦争の悲惨さ、核兵器の忌まわしさ、平和の尊さを伝えたい。そして、子どもたちが戦争や核兵器のない平和な世界を築く若者に育ってほしいと活動する「平和を願う会」。

代表は自らの被爆体験を語り継ぐ活動を続け、川崎折鶴の会会長も務める森政忠雄さん(83)(=写真左)。共同代表で発起人の萩坂心一さん(60)(=同右)と、志を同じくする仲間6人によって4月に発足した。

私立高校で教壇に立っていた萩坂さんは、「教え子を戦地に行かせぬように」と、退職後も演劇や朗読で、反戦や平和を訴え続けてきた。昨年、麻生区で森政さんの講演を聴き、心を揺さぶられた。自分たちの思いを、一人でも多くの若者や子どもたちに伝えたいと、麻生区地域コミュニティ活動支援事業に応募。助成金を活用し、今月26、27の両日、麻生市民交流館やまゆり(麻生区上麻生)で親子向けイベント「平和を願い、実現するための集い」を開催する。

森政さんの講演と、萩坂さんの朗読劇「父と暮(くら)せば」、アニメ映画「ヒロシマに一番電車が走った」の上映のほか、折り鶴を被爆地に届けるワークショップもある。講演と朗読劇は大人千円(学生以下無料)。問い合わせは、萩原さん 電話044-935-0313。

(2017年8月19日 神奈川新聞掲載 市民記者・佐々木直子)
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