2018年11月10日

ペットとぼうさい〜「自助」の大切さ伝え

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「ペットとぼうさい」は災害時、ペットと一緒に避難することについて学び、情報を発信している栗平白鳥自治会(川崎市麻生区)のボランティア団体だ。

同団体は地元避難所ではペットを受け入れないことを知った同自治会の7人が2016年2月から活動を開始。毎月1回会合を持ち各地の災害時の経験談や他自治体の防災活動を研究し、地元獣医師の指導も仰いでいる。

自宅の防災対策や備蓄だけでなく、日頃のしつけが避難生活の質に大きな差を生む。飼い主の責任として、自分とペットの身は自分で守る「自助」の大切さを訴えている。

自主開催したペットと一緒の避難体験では、5キログラムの避難用品を背負いペットを連れての悪路歩行や、段ボール製のケージにペットを入れる(=写真)などの体験を通じて、被災時の状況を想像してみる。

9月の防災の日に実施した九都県市合同防災訓練(同市川崎区)では、飼い主の備えや飼い主でない方への理解を求めた。最近では近隣町内会や市外から活動内容についての問い合わせも増えてきた。

中心メンバーの森崎智奈美さん(59)は「各地域の実情に合わせて、災害時のことを考えていただけたら」と呼び掛けている。

問い合わせは、メールでpettobousai2016@yahoo.co.jp

(2018年11月10日 神奈川新聞掲載 市民記者・諸富滋)
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2018年10月20日

川崎たねだんごプロジェクト〜生き物とつながろう

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川崎市地域環境リーダー育成講座第19期の修了生6人が2017年4月に始めた「川崎たねだんごプロジェクト」は、川崎市高津区などで生物多様性をテーマに活動を行う団体だ。たねだんごは、肥料を混ぜた団子状の土に種を付け、そのまま土に埋める種まき手法だ。  

今年7月、小学生の夏休み自由研究向けに小黒恵子童謡記念館(高津区)で、たねだんご作りのイベントを開催。24人の子どもたちが参加し、「できあがりがトリュフみたい」「泥団子がチョコみたい」「環境についていい勉強になった」などの感想が寄せられた。

同記念館の庭園には市指定の保存樹木のケヤキをはじめ、多くの樹木がある。「樹木ガイドマップ」を同プロジェクトのホームページ(HP)で公開し、来訪者の樹木観察や子どもたちの環境学習の場での活用を期待している。

環境イベントでは、生物多様性を理解する一環として生物模倣を取り上げている。羽が付いた種子で知られる熱帯の植物アルソミトラを模倣した紙飛行機「種グライダー」作りを子どもたちに指導。「種グライダーが遠くまで飛ぶのがうれしいようで、夢中になって遊んでいる。楽しみながら生物模倣の理解につながっている」と代表の足立隆さん(63)(=写真右)は語る。

連絡は同プロジェクトのHPからhttp://web-k.jp/tanedango/

(2018年10月20日 神奈川新聞掲載 市民記者・山田和彦)
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2018年09月22日

「福島の子どもたちとともに」川崎市民の会〜のびのびと外遊びを

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泥をぶつけ合う、水をかけ合う。川崎市子ども夢パーク(高津区)に福島県の子どもたちの歓声が響き渡る。ボランティアの女子大生たちも一緒に泥んこになる。「福島の子どもたちとともに」川崎市民の会が8月に開催した、第22回「リフレッシュin かわさき」での一こまだ(=写真)。

同会の発足は2011年、福島第1原発事故直後の5月。福島の子どもたちに少しでも放射線量の低い場所で、思い切り外遊びをさせたいと、代表の高橋真知子さん(70)を中心に女性18人と男性2人の川崎市民が結成した。

同イベントでは春・夏の2回、福島の幼児や小学生三十数人とその保護者を川崎市に招待し、心身共リフレッシュしてもらう。4泊5日で市青少年の家(宮前区)などに宿泊。夢パークでとことん外遊びをし、宿泊先でもプール遊びやスイカ割り、花火など楽しいイベントが満載だ。

期間中は、医師が放射能の危険性について教えたり、甲状腺のエコー検査を行ったりもしている。保護者からは「放射線の心配なく子どもをのびのびと外遊びさせられるのがうれしい」「放射線に関する悩みを口に出して話し合えるのがいい」など多くの声が聞かれる。

「大型バスでの送迎、食事、宿泊費を完全無料で7年も続けられているのは、寄付による支援を続けてくれている個人や団体、企業の皆さんのおかげです」と高橋さんは語る。活動の詳細はウェブで(同団体名を検索)。

(2018年9月22日 神奈川新聞掲載 市民記者・背戸柳勝也)
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