2018年03月17日

かわさき子どもの権利フォーラム〜「条例」の普及と啓発

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川崎市子どもの権利に関する条例は、子どもが「ありのままの自分でいられる権利」など、子どもの権利を総合的に保障した国内初の条例だ。同市には、子どもの人権や多文化共生の理念を大切にしてきた流れがあり、2000年12月に制定された。

それから18年―。市内の児童虐待件数は減らず、子どもに対する事件も多い。そこで、市民の立場で条例の啓発活動を行い、理念を根付かせることで、いじめや差別のない「子どもにやさしいまちづくり」を目指そうと、市民団体「かわさき子どもの権利フォーラム」が17年8月に設立された。

代表の山田雅太さん(64)(=写真右端)は、「社会の中で条例が浸透せずに風化していると感じる中、多摩川河川敷で中学1年の男子生徒が殺害される事件が起きた。子どもは大人にものを言う手段がない。子どものSOSを受け止め、子どもの権利を守るための団体が必要と感じた」と語る。

設立委員には、条例制定に関わった元市職員や学識経験者ら16人が参加。「子ども委員」として、高校2年時に条例づくりに参加した圓谷雪絵さん(34)が事務局を務める。

今後は、子どもと大人が一緒に権利について学ぶ場や、子ども支援団体とのネットワークを構築し、条例の普及啓発活動を行う。同団体への問合わせは、電子メールで。アドレスはkawasakifrc@gmail.com

(2018年3月17日 神奈川新聞掲載 市民記者・矢島泰弘)
posted by 市民発担当 at 16:34| Comment(0) | 人権
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