2017年07月15日

ふれあいサロン・さつか〜自宅サロンでの挑戦

掲載用 ふれあいサロンさつか.JPG

「他ではやらないことをやる」と2007年、西村颯香(さつか)さん(74)は自宅(宮前区)を開放し、高齢者ミニデイサービス「ふれあいサロン・さつか」を開設した。

同サロンは月3回、木曜日に開かれる。毎月の活動内容は約10人のスタッフ定例会で意見を出し合い決める(=写真)。スタッフ持ち寄りによる昼食会があるほか、春にはお花見に出かける。昨年秋からは近所のスーパーに車で行く「お買い物ツアー」を開始。坂道が多く商店がない住宅街に暮らす利用者は、日頃宅配などで食品や日用品を買っている。「本当はこうして自分の目で確かめて買いたい」と好評だ。

現在、西村さんは、田園調布学園大学大学院に通う。二十数年前に夫が交通事故で高次脳機能障害者となったことで介護が「自分ごと」になり、YMCA福祉専門学校に進んだ。その後、夫は地域の人に支えられながら他界。自身の老いに向き合ううち、地域に恩返しをしたいと福祉相談へ道が定まった。同大学に編入、卒業後に同サロンを開き、今は「子どもと高齢者」をテーマに新たな学びに挑んでいる。

サロン開設10年。立ち上げ時からのスタッフ山本香子さん(74)は「颯香さんは常に新しい風を運んでくる。それを感じて何でも言い合える仲間がここにいる」と笑顔で話していた。

(2017年7月15日 神奈川新聞掲載 市民記者・清水まゆみ)
posted by 市民発担当 at 16:15| Comment(0) | 福祉・医療・保健
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