2017年02月11日

森とせせらぎネットワーク〜次世代にふるさとを

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「江川せせらぎ遊歩道」は、中原区と高津区の境を流れる江川沿いに続く。かつて田畑を潤した川には今、等々力水処理場からの高度処理水が矢上川に向かって穏やかに流れる。地域の人たちはジョギングをしたり散歩をしたりして思い思いに水辺で過ごす。足下に埋設された雨水貯留管も含め、地域住民の暮らしに欠かせない施設だ。

荒廃した河川跡地をまちづくりに生かそうと、市民らによる「江川の水と緑を考える会」が遊歩道の計画段階から参加。行政と協力しながら13年の年月を費やし、2003年に完成させた。現在は、同会を再編成して誕生した「森とせせらぎネットワーク」が維持管理している(=写真)。

主催する恒例の「灯籠流し」では、子どもらに「お盆」「先祖」「灯籠」などの意味を教え、楽しみながら「伝統行事やしきたり」に親しんでもらっている。一般の人もトイレを利用できるように開放し、誰もが気軽に立ち寄れる場となった管理棟では、絵手紙展や写真展、菊花展などを開催。四季を通じて周辺地域のコミュニティーとなっている。

事務局長の田辺勝義さんは「地域の歴史に欠かせない江川の成り立ちと歩みを伝えながら、“次世代のふるさとづくり”を目指して活動を続けていきたい」と抱負を語る。

(2017年2月11日 神奈川新聞掲載 市民記者・菅原登志子)
posted by 市民発担当 at 16:21| Comment(0) | 環境
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