2017年01月14日

NPO法人まなの樹〜発達障害児に自信を

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NPO法人まなの樹は、専門講師による軽度発達障害児のための学習と社会性訓練の場を運営してきた。14年間で700人以上の子どもと向き合い、7千種以上のオリジナル教材を蓄積。この成果を学習指導者や保護者に広く活用してもらおうと、データベース化して昨年11月、かながわボランティアフェスタでお披露目をした(=写真)。

発達障害児の特徴の一つとして、ある事柄に驚くほどの知識がある反面、カレンダーや時間の仕組みなど誰もが知っていることを知らないことも。それぞれの子どもの特性と状態に合わせた教材を選べる仕組みだ。

このデータベースを利用した個人向け通信教育では、保護者が指導者となる。家庭で保護者と一緒に学べる新しい形の通信教育で、まなの樹が1問ごとに指導方法を伝授する。できることに注目し、バツは決して付けない。間違えた箇所はやり直し、最後に大きなマルを付ける。正解という意味だけではなく、「よくがんばった」という印だ。そうすると、子どもに安心感が生まれ、自信が付く。

「この教材は成績を上げるためではなく、子どもの新しい一面を探し出すもの」と専門相談員の滝なつ子さん(33)。「診断名を理解するのでなく、何に困っていてどう解決するか、話し合えるような社会にしていきたい」と代表の斎藤敬子さん(54)は語る。

(2017年1月14日 神奈川新聞掲載 市民記者・高橋喜宣)
posted by 市民発担当 at 16:25| Comment(0) | 福祉・医療・保健
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