2017年01月07日

NPO法人ふれんでぃ〜「立身寮」で就労支援

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川崎区提根に、仕事や家族・住まいを失った人を一時的に受け入れる宿泊施設「立身寮(たつみりょう)」がある。NPO法人ふれんでぃが、第2種社会福祉事業として運営し、入寮者が自立生活と就労活動を支援している。寮は川崎・横浜市内に計3カ所あり、スタッフは13人、入寮者は160人を数える。

2000年、故渡邉二朗氏が、「路上生活に陥る手前で救済し、福祉に頼らなくても支援できる方法はないものか」と考え、株式会社フレンディを設立。その後、福祉事業はNPO法人ふれんでぃ、就労支援事業は株式会社たつみへと組織変更した。NPO法人と民間企業の連携で生活貧困問題を解決する、新しい支援体制の始まりだった。

生活保護を受給する入寮者の中で、健康を取り戻し就労意欲がある人は、株式会社たつみが受け皿となり、建設や解体、警備、清掃、給食業などで、働きながら経済的自立を目指す。毎日約70人が福祉に頼らず、住まいと就労の支援を受けながら暮らしている。

13年、生活困窮者自立支援法成立を受け、15年4月から「生活困窮者自立支援制度」がスタート。全国に相談窓口ができた。こうした取り組みについて「誰もが困ったときに、SOSが出せる社会になってほしい」と皆川智之理事(=写真後列左から2人目)は話している。

(2017年1月7日 神奈川新聞掲載 市民記者・加藤紀広)
posted by 市民発担当 at 16:34| Comment(0) | 福祉・医療・保健
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