2018年09月29日

ランドヌ東京〜長距離を走る満足感

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ランドヌ東京は、長距離のサイクリングイベントを開催する団体だ。2013年11月から川崎市を中心に現在26人のスタッフで活動している。

このイベントはブルベ(フランス語で「認定」の意味)と呼ばれ、参加者はスタートからゴールまで全てを自己責任で行う。順位を競うのではなく、制限時間内に決められたコースを完走し、認定を受けることが目的だ。

コースは同団体のスタッフが考案し、距離は200キロから1200キロの6段階。市とどろきアリーナ前(中原区)を起点(=写真)に、武蔵中原駅を終点とすることで、地元のにぎわいにも寄与している。40時間を制限とした600キロのコースは、折返し地点を長野県の安曇野や静岡県の浜名湖に設定。川崎を発着点にすることでどんなコースでも組める利点があるという。

参加者の大半は川崎の近隣からで、年齢は20〜80代前後と幅広いのも特徴。「完走できて良かった」。安堵(あんど)と達成感を浮かべた参加者の声がゴール地点に広がる。

津村明彦代表(58)は「参加者がブルベを続ける意欲を持っていることがありがたい。今後はイベント参加者に公道を走るマナーを教えるだけではなく、地域住民に安全な自転車の乗り方も啓発していきたい」と抱負を語る。

問い合わせは同団体ホームページ(https://randonneurs.tokyo/)のメールフォームから。

(2018年9月29日 神奈川新聞掲載 市民記者・原達也)
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2018年09月22日

「福島の子どもたちとともに」川崎市民の会〜のびのびと外遊びを

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泥をぶつけ合う、水をかけ合う。川崎市子ども夢パーク(高津区)に福島県の子どもたちの歓声が響き渡る。ボランティアの女子大生たちも一緒に泥んこになる。「福島の子どもたちとともに」川崎市民の会が8月に開催した、第22回「リフレッシュin かわさき」での一こまだ(=写真)。

同会の発足は2011年、福島第1原発事故直後の5月。福島の子どもたちに少しでも放射線量の低い場所で、思い切り外遊びをさせたいと、代表の高橋真知子さん(70)を中心に女性18人と男性2人の川崎市民が結成した。

同イベントでは春・夏の2回、福島の幼児や小学生三十数人とその保護者を川崎市に招待し、心身共リフレッシュしてもらう。4泊5日で市青少年の家(宮前区)などに宿泊。夢パークでとことん外遊びをし、宿泊先でもプール遊びやスイカ割り、花火など楽しいイベントが満載だ。

期間中は、医師が放射能の危険性について教えたり、甲状腺のエコー検査を行ったりもしている。保護者からは「放射線の心配なく子どもをのびのびと外遊びさせられるのがうれしい」「放射線に関する悩みを口に出して話し合えるのがいい」など多くの声が聞かれる。

「大型バスでの送迎、食事、宿泊費を完全無料で7年も続けられているのは、寄付による支援を続けてくれている個人や団体、企業の皆さんのおかげです」と高橋さんは語る。活動の詳細はウェブで(同団体名を検索)。

(2018年9月22日 神奈川新聞掲載 市民記者・背戸柳勝也)
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2018年09月15日

柿生おもちゃ病院〜愛着の品修復し笑顔

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柿生おもちゃ病院は日本おもちゃ病院協会に登録された全国約640施設の一つだ。2016年12月に発足し、17年1月から柿生地区会館(川崎市麻生区)で定期的に活動している。

代表の堀忠男さん(75)(=写真左)が、得意のモノづくりで社会に恩返ししたいという思いで仲間を募り、開院した。

70代中心の男性メンバー6人は、壊れて動かなくなった電動ぬいぐるみやミニカーなど、昨年は143件を修理した。修理には電流、赤外線、電波を測定し、故障箇所を素早く特定することが欠かせない。堀さんは検査機器や微細部品修理工具を自作して作業の効率化に取り組む。

「なおったよ!おかあさん」。会場で修理を見守っていた男の子が思わず声を上げる。子どもも大人も新しいおもちゃに買い替えるのではなく、「これじゃなきゃだめ」という愛着を持って来院する。ある老夫婦は米国で買ったオルゴールを持ち込んだ。修理が済み、クリスマスキャロルが流れてくると「ああ、この曲だったなぁ」と当時の思い出がよみがえったという。

「今後は3Dプリンターの導入や簡単な集積回路(IC)を自作して、100%の修理を目指していきたい」。堀さんはそう抱負を語る。

 毎月第2・第4土曜の午後1時から4時まで、柿生地区会館で開院。修理は無料。部品代は実費。問い合わせは、堀さん電話080(5535)0835。

(2018年9月15日 神奈川新聞掲載 市民記者・諸富滋)
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