2018年06月30日

かっとび太鼓〜地域で活躍 伝統芸能

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2017年に設立30周年を迎えた「かっとび太鼓」。活動のきっかけは、初代会長の廣川安雄さん(93)が、当時の川崎市立西御幸小学校(同市幸区)の中村剛教頭に「子どもたちを元気にし、日本の伝統芸能でもある太鼓を指導してほしい」と頼まれたことからだ。

「かっとび」とは中村教諭の故郷である九州地方の方言。あぜ道に植えてある高さ50センチほどの枝豆を勢いよくかっ飛ばして遊んだ昔を思い出し、チーム名に決めたという。

同団体のメンバーは大人15人と子ども20人。大人のほとんどは創立時からのメンバーで、30年間にわたり子どもたちと一緒に活動を続けている。

同小学校の体育館を借りて練習をしている。周囲の住民に迷惑をかけないよう、夏でも窓を閉め切って細心の注意を払う。太鼓に毛布をかけ、音をできるだけ抑える工夫もしている(=写真)。

太鼓指導は3代目会長の早坂義一さん(76)。中学3年の小宮弥月さん(15)は小学4年から太鼓を始めた。「最後にピタッと決まると『やったぁ!』と思う。高校は太鼓クラブのある学校を選びたい」と太鼓の魅力を語る。

学校の運動会ではノリのいい曲「ジンギスカン」、文化祭などでは「川崎踊り」を中心に披露する。今年も夏祭りが近づき、太鼓を叩く手にも力が入る。メンバーも広く募集中。問い合わせは早坂さん 電話090(3318)9008。

(2018年6月30日 神奈川新聞掲載 市民記者・島村艶子)
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2018年06月23日

川崎市認知症ネットワーク〜孤立させず支援続け

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「認知症の人も一人の生活者として、堂々と生きていきたい!」。この思いの下に、家族会など川崎市内16の市民グループが、1996年に「川崎市認知症ネットワーク」〈柿沼規子代表(74)(=写真右)〉を発足した。

「孤立させない」「認知症を理解して見守り応援する人を増やす」活動を20年以上続けている。家族だけで悩みや困り事を抱え込まず、社会とつなぐことが認知症者と介護する家族の支えになる。同ネットワークは発足時から「暮らしの目線」で地域に認知症への理解を広めてきた。

活動の一つ、認知症啓発寸劇「劇団SOS」の出演者は介護の体験者たち。認知症の人や家族の心理、対応の仕方を分りやすく演じる。男性が悩みを語りやすいようにと「男性介護者の集い」も開いている。

徘徊(はいかい)などで行方不明になった時の不安な体験や、病状の進行で変わってゆく介護生活にどのように向き合うかなど、認知症介護者家族の悩みは深い。地域の隣人たちが、認知症を理解し、見守り、サポートしてくれることを願い、「認知症サポーター養成講座」の講師も派遣している。

柿沼代表は「地域でお互いさまの心が広まり、認知症の人と家族へ手を差し伸べてくれることが、超高齢社会での希望になります」と語る。

(2018年6月23日 神奈川新聞掲載 市民記者・小島博記)
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2018年06月16日

よみきかせグループめんどり〜絵本の楽しさ知って

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高津図書館(川崎市高津区)で水曜日の午後、「よみきかせグループめんどり」によるお話会が開かれる。通常は絵本の読み聞かせと紙芝居、手遊びといった内容だが、夏と冬には特別な「大きなお話会」が行われ、人形劇をはじめ子どもが驚くプログラムが盛りだくさんに用意されるという。

5月20日、同区の「春の大山街道ふるさと館祭」で行われたお話会(=写真)。2人の読み手が「ぐりとぐら」の大型絵本を読み始めると、子どもたちは、主人公とともに冒険の世界に入っていった。

メンバーは12人。1982年に同図書館主催の「読み聞かせボランティア養成講座」を修了した有志で設立。当初から関わってきた代表の平野純子さんは、「子どもたちには、絵本の主人公と一緒に、おもしろいことやドキドキすることを心で体験して、絵本の楽しさを知ってほしい」と語る。

活動は、大山街道フェスタに代表される地域行事での公演のほか、中学校で読み聞かせボランティアの講師も務める。入会4年目で副代表の坂本厚子さんは、「絵本を通して親子の会話が増え、関係が深まれば、うれしい」と語る。

「夏の大きなお話会」は7月18日に開催。問い合わせは同図書館 電話044(822)2413。

(2018年6月16日 神奈川新聞掲載 市民記者・横山知恵子)
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