2018年01月27日

小杉レストラン運営委員会〜世代超えた憩いの場

小杉レストラン運営委員会(小).jpg

「ママのプリンも食べちゃった」と3歳の男の子が大きく膨らんだおなかを見せた。川崎市中原区の市ノ坪神社境内に築50年の上町会館がある。建物の窓から漏れる明かりが「小杉レストラン」だ。

昨年9月から月1回開催されているコミュニティーレストランである。毎回50人を超える利用者が畳敷きの部屋で食事をする(=写真)。

高齢者向けの配食サービスがあっても食べる時に冷めていたり、1人で食べたりすることも多い。「みんなが集まって温かい食事をする場ができると地域に活気と明るさが生まれるのでは」と、十数人のメンバーが集まり小杉レストラン運営委員会を設立。とどろき地域包括支援センターの協力を得て活動を始めた。

東急線武蔵小杉駅に近い場所で、保育園に預けられた未就学児が母親と一緒に訪れることも多い。子どもをきっかけに高齢者が母親に話し掛け、交流が生まれることも。

メニューは代表の木下浩子さん(57)が中心に考え、必要な食材のリストを準備し、手分けして買い出しをする。米はメンバーの実家から提供され、2升炊きのガス釜で炊き上げられる。

「狭い厨房(ちゅうぼう)には2口の家庭用コンロしかなく、大きな鍋二つで調理する時は大変。でも家庭の味を提供したい」と木下さん。毎月第4木曜日午後5時半から開催し、次回は2月22日。

(2018年1月27日 神奈川新聞掲載 市民記者・山田和彦)
posted by 市民発担当 at 16:33| Comment(0) | その他

2018年01月20日

GABU〜歌い踊る地域おこし

GABU.jpg

「地域の人が私たちを招いて、私たちの大好きな歌と踊りを喜んでくれるのがありがたい」と4人組グループGABU(ガブ)の住吉絵里子さん(30)(=写真左端)。

4人の出会いは2000年。川崎市が青少年の舞台芸術活動を広めようと立ち上げた「かわさきヤングミュージカル」だ。07年に終演となり「汗と涙を流した仲間で続けて何かしたい」と08年にグループを結成した。

GABUとは「仲良しすぎて会ったときに腕をガブっとかみ合うのがあいさつだった。あれから10年」と代表の大塚優さん(32)(=写真左から2人目)は笑う。

活動は09年、大塚さんが遊び場として育った加瀬山の夢見ケ崎動物公園(同市幸区)の春と秋のお祭りのステージから始まった。以来「もっと多くの人に動物園に来てほしい」と活動のホームにしている。

14年に「“自称”夢見ケ崎動物公園専属アイドル」と勝手に名乗ってステージに立った。これが意外とウケて、他地域のお祭りにも呼ばれるように。応援グッズを作り「なりきりアイドル」に会いにくる女の子たちも。

今月28日の「川崎最強!音楽とダンスの祭典In Unity(イン ユニティ)2018」に出演。「市民活動って若者にはハードルが高い。自分たちが楽しむ姿で新しい地域おこしのモデルをつくりたいんです」と大塚さんは語る。イベント詳細は「In Unity2018」でインターネット検索。

(2018年1月20日 神奈川新聞掲載 市民記者・清水まゆみ)
posted by 市民発担当 at 15:39| Comment(0) | その他

2018年01月13日

かわさき高齢者とペットの問題研究会〜取り残さないために

高齢者とペットサイズ小.jpg

動物愛護センターには高齢者が飼えなくなったペットが増えているという。このまま増え続ければ致死処分の道しかない。

「飼い主の高齢化に伴うペットの問題は今後さらに増加する。早期解決のために今、手を打たなければ」と、かわさき犬・猫愛護ボランティアの有志が「かわさき高齢者とペットの問題研究会」を設立した。

渡辺昭代代表(70)(=写真右から2人目)を中心に、税理士、行政書士、介護・福祉関係者などの資格を持つメンバーが参加。2015年から活動を開始。高齢者が直面する問題に取り組み、いろいろな面からサポートして解決へと導くことを目的としている。

ペットを飼育する1人暮らしの高齢者が増える中、自身の入院や不測の事態に備えてペットの処遇を考える人は少ない。法的にペットは持ち主の資産の一つとみなされる。飼い主の突然の不在により、飼育困難の形で衰弱してしまっても、本人か身内の同意がない限り他人が手を出すことはできない。

「助けようにも意思確認が取れず、目の前のペットの処遇に窮する無念さを何度も経験した」とメンバーたちは語る。そこで、飼い主の意志表示の契約書にもなるリーフレット「残されたペットのためにあなたができること」を作成。飼い主が最後まで飼育責任を持つよう啓発を促進している。問い合わせは、電子メールで渡辺さんへ。アドレスはaky.wtnb@gmail.com.

(2018年1月13日 神奈川新聞掲載 市民記者・田中美奈子)
posted by 市民発担当 at 16:24| Comment(0) | その他