2017年12月23日

つばき学習会〜優しく子ども支える

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つばき学習会は、勉強が少し苦手な小学生の子どもたちをサポートする団体だ。毎週土曜日、川崎市幸区社会福祉協議会のスペースを借りて無料で勉強を教えている。療育センターのワーカーから紹介された子どもも引き受けている。

スタッフは小学校教諭、塾講師、大学生ら(=写真)。「学校でも家でもない、温かい居場所をつくって学習支援をしたい」という思いで4月に設立された。団体名の由来は市民の木「つばき」。花言葉は「控えめな優しさ」。どんな子どもにも寄り添って支える存在になりたい、という思いが込められている。子ども一人一人の学習レベルに合わせ、丁寧に教える。分からない問題は、少しずつヒントを与えながら一緒に考えていく。

「家だと5枚しかできない算数のプリントが、15枚もできた」「苦手な漢字をいっぱい練習した」と、子どもたちが照れながらもうれしそうに語る。子どもたちを送り出した後はミーティングを開き、個々の性格やレベルに合わせた学習の内容や進め方を話し合う。

「子どもたちの笑顔が一番のやりがい。来て良かった、と言ってもらえるとうれしい」と代表の吉原崇徳さん(26) はほほ笑む。

ツバキの花のように、控えめに優しく。今日も子どもたちを支える。スタッフも募集中。問い合わせは、同会電話 080(6585)0880。

(2017年12月23日 神奈川新聞掲載 市民記者・昆野夏子)
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2017年12月16日

傾聴たかつ〜あなたのそばにいる

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思い出や悩み、寂しさなどに注意深く耳を傾ける「こころの援助活動」をしている。中里良三さん(71)(=写真左)が代表を務める「傾聴たかつ」は2008年に14人で始まった。子育てや介護などに一段落し「何か人の役に立ちたい」会員は今では31人に増えた。

依頼を受けて訪問するのは高齢者の介護施設や個人宅などで、認知機能が衰えた人も多い。笑顔で視線を合わせあいさつし、話し掛ける。地道に訪問を重ねることで信頼関係が築かれていく。

会員の日比すま子さん(67)(=同右奥)は、訪問時間が過ぎ、立ち上がろうとした時、服を引かれて言われた。「ありがとう。あなたの手で心も体も温かくなった」。その日、しゃべらなかった高齢女性のそばで「じゃあ、手を握っていてもいいですか」と尋ねると、まばたきで「いいよ」のサインを示してくれたのだ。

中里さんは面談を拒絶する男性へ2年間、名前を呼び、あいさつを続けた。ある日、「なんだよ、何を話せばいいんだよ」と言われ、趣味、家族などの話を途切れることなく聴かせてもらった「『重く構えた心の扉』を少し開けてくれました。よかったと思います」

中里さんは続ける。「傾聴の相手は認知症や身体障害、孤独などと日々闘っている。そこに耳を傾け、受け入れ、共感することで相手の心が和むようです。『あなたのそばにいますよ』という姿勢でそのお手伝いをしています」

(2017年12月16日 神奈川新聞掲載 市民記者・小島博記)
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2017年12月09日

男友会〜男性にも憩いの場を

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地域交流の催しは、女性が多く男性は肩身の狭い思いをする。それなら男性限定の会をつくればいい。そんな思いから2015年11月「男友会」を設立した。現在65歳以上のシニア男性22人で活動中だ。

毎月第2・4木曜日の午後、特別養護老人ホーム「ビオラ川崎」(川崎区小田栄)で、体操教室が開かれる。2人の女性ボランティア講師の指導のもと、ストレッチ、筋力や持久力アップなどの体操を4セット、2時間かけて休憩を挟みつつ、参加者の体力に合わせながら進めている。

同施設内の地域包括支援センターの協力により、無料で会場を使用することができる。同じ施設を利用している、近隣の乳児とその保護者が対象の「赤ちゃんとママのつどい」では、地域のためにと、男手が必要な力仕事は男友会が請け負っている。

「体操の後は、気の合うグループでマージャンや男同士のおしゃべりを楽しむ。ここは一人で参加する方がほとんど。気軽に顔を出してほしい」と話すのは、メンバーの山ア昭重さん(82)。

代表の瀬戸建さん(77)(=写真左端)は、「今後も体調と相談しながら活動を続けたい。定年後の男性が集い、多くの方がここで仲間をつくり、さらには体を動かすことで健康寿命も延ばしてほしい。」と語る。

(2017年12月9日 神奈川新聞掲載 市民記者・渋澤和世)
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