2017年05月27日

原発ゼロへのカウントダウンinかわさき・実行委員会〜川崎から脱原発の声

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「2011年の原発事故は、暮らしを根こそぎ奪い取ってしまうと痛感した。何より子どもたちへの影響が心配だった。」そう語るのは、子どもたちを守るために、川崎から原発をなくす運動を始めようと考えた丸山健二(37)さん。

懇意の三嶋健弁護士に代表を依頼。同志を募り12年1月、55人の委員と「原発ゼロへのカウントダウンinかわさき・実行委員会」を立ち上げた。初めての集会は、同年3月11日に川崎市中原区の中原平和公園で開催。参加者は約1600人に達し、共同代表に就任した元学習院女子大教授の川口洋一さんがメインスピーチを担った。

以来、毎年3月の日曜日に同公園で開催される集会は、今年で6回目を数え、招請するゲストのスピーチに耳を傾ける参加者は今年も1500人に上った。

毎回、多数のスタッフが手分けをして集会ビラを作り、駅頭などで何度も配布する。当日は、早朝から集会に参加する多数の市民団体ブース用のテント設営など、大掛かりな準備に注力し「原発をなくすまでは頑張ろう」と口をそろえる。

集会後は武蔵小杉駅までパレード(=写真)。車いす利用者やつえを突きながらの高齢者、ベビーカーを押すママたちも一緒に「子どもを守ろう、未来を守ろう」と声を上げながら進む。問い合わせは、川崎合同法律事務所の三嶋さん 電話044-211-0121。

(2017年5月27日 神奈川新聞掲載 市民記者・背戸柳勝也)
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2017年05月20日

特定非営利活動法人NPO福祉支援ゆうやけネット〜地域福祉にIT活用

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パソコンなどの情報端末を通じてボランティア活動を活発に推進しているのは、川崎市川崎区にある特定非営利活動法人「NPO福祉支援ゆうやけネット」。設立は2008年、IT活用による地域福祉向上に寄与しようと、有志11人が集まって立ち上げた。

現在は、障害者や高齢者を中心に、パソコンよりも操作が簡単なタブレットの利用を呼び掛け、「インターネットが分からない」「毎日の買い物が大変」という人々にその利点を感じてもらい、毎日が楽しく豊かになるよう訪問型の勉強会を実施。4、5人が集まれば、都合の良い日時・場所で2時間ほど操作を無料で教えている。

また、個別相談会を月に2回、川崎区福祉パルかわさきとかながわ県民センターで開催。1人でも気楽に参加できる。

7年前から福祉住環境の改善と住みやすい豊かな社会の実現を目指し、市内のバリアフリー情報調査を開始。「川崎区バリアフリーマップ」の発行や団体のホームページ上では新たな情報を随時更新している。

理事長の程田和義さん(62)(=写真右)は「今後は外出が困難な人向けの自宅訪問に力を入れたい。他団体では積極的に行っていない事業。そこに自分たちの存在意義がある」と語る。問い合わせは、同ネット 電話044-220-1588。

(2017年5月20日 神奈川新聞掲載 市民記者・渋澤和世)
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2017年05月13日

高石みどりの会〜緑地を「交流の場」へ

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「身近にある緑地を大切に整備していきたい。気軽に立ち寄る地域の交流の場になるとうれしい」と「高石みどりの会」の代表大森雅也さん(54)が話す。

活動を始めた2015年、川崎市麻生区の高石特別緑地は、クズのつるが繁茂し、分け入ることが困難な状態だった。つるを除去し下草を刈ると、光が入り見通しがよくなった。植生分布を明らかにし、樹木には銘板を付けた。切り株は地際(じぎわ)まで切り込み、足元の安全も整えている(=写真)。事務局の飛永かの子さんは「緑地の整備は、流した汗の成果が見えてすがすがしい」と話す。

緑地を知ってもらおうと、「コーヒー片手に森を散策」や「クリスマスリース作り」「おいしい春」などのイベントを4回開いた。延べ40人の参加者の多くは「緑地の存在を初めて知った」ようだったという。

イベントでの里山体験から活動に加わった人もいる。土木を専攻する大学生会員の大森寛之さんは、緑地保全活動を通じ、人とのつながりも学ぶ。近所から見学に来てくれる人も現れ、緑地整備への関心が広がっているようだ。夏場は草木の成長が速く活動日の追加も検討中だ。地域の人の緑地への関心が保全活動やイベントに取り組む会員の励みとなる。緑地のイベントは今年も予定されている。問い合わせは、飛永さん電話 044-712-3088。

(2017年5月13日 神奈川新聞掲載 市民記者・小島博記)
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