2016年12月17日

おはなしキャラバン〜本親しむ機会づくり

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「かわさき読書週間」イベントの一環として「おはなしキャラバン」のおはなし会が11月13日、川崎駅ビルのアトレ川崎ツバキ広場で開かれた。

川崎区の図書館で10年来、おはなし会を開いている各ボランティアグループが、本に親しむきっかけづくりになればと年1回、合同でおはなし会を行っている。当初は、自転車で絵本を運びながら各館を巡回していたことからキャラバンの名がついた。

本年度の参加グループは「ひよこの会」「おはなしトトリ」「絵本の会あいあい」。紙芝居や科学絵本、大型絵本、創作絵本、歌などのほか、三線の演奏に乗って腹話術のパペットが登場(=写真)。本物の松ぼっくりをみせたり、種を飛ばす体験など、各グループが得意分野を生かした出し物を披露した。

「1時間は長いかなとも思ったのですが、子どもは楽しそうにお話に聞き入っていました」と母親。2回の公演で200人以上の来場者があった。

一緒にイベントの準備を進めてきた図書館職員は「これを機に図書館のおはなし会にも足を運んでもらい、本の楽しさを感じてもらえるとうれしいですね」と話す。メンバーの1人は「1年に1回だけですが、各館で活動しているグループが集まることでそれぞれの特色を学ぶことができて、お互いに刺激になります」と充実した笑顔をみせていた。

(2016年12月17日 神奈川新聞掲載 市民記者・安達朝子)
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2016年12月10日

ワクワクワーク〜「食の大切さ」伝える

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ワクワクワークは「料理を作ること」と「食と心の振り返りワーク」を通じ、自分自身にとっての「食の大切さ」に気づいてもらうのが狙い。2007年に活動を始め、現在メンバー10人が中原市民館料理室など、主に武蔵小杉地区で活動している。

代表の菅野のなさん(36)は、幼いころから、管理栄養士の母親に確かな食材を使った食の大切さを教えられて育った。結婚を機に幸区小倉で暮らし始め、子どもが1歳の時、自分の中に根付いていた「食の大切さ」を広く伝えていきたいと、母親と2人で教室を立ち上げた。近くのカフェにチラシを置かせてもらい、口コミや自身のブログで発信し参加者が増やしていった。

料理を作った後に行う「食と心の振り返りワーク」は、自分自身の食と向き合うための手法という。時には、自分の朝ごはんを書きだし、話すことで自分の食の裏側にあるものに気付いてもらう。「答えは自分自身の中にある。自身の気付きで、例えば朝、みそ汁を飲むように意識する、といった一歩が踏み出せる」と菅野さん。

夏休みには親子料理教室を開き、お父さんたちが子どもと食を楽しむ機会もつくっている(=写真)。

「菅野さん親子の家に迎えられているような空気感が好き」と好評で、受講生の中から講師も生まれた。「今後は食育の視点を強め、一歩一歩輪を広げていきたい」と菅野さんは話している。

(2016年12月10日 神奈川新聞掲載 市民記者・清水まゆみ)
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2016年12月03日

チーム ピース チャレンジヤー〜インドの子らに支援

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「世界中の子どもたちの多くが飢えや紛争に巻き込まれている。そんな状況を放っておけない」

50歳を超えた女性3人が商社を辞めて「チーム ピース チャレンジャー」を設立し、10年目を迎えた。現在会員50人。途上国の伝統的な手作り品やオリジナル製品を販売し、支援を継続している。

設立後、まずタイ、インド、バングラディシュを視察した。日本の学生が1千万円を集め、インド北東部スジャータ村に学校を建設したことを聞き訪問した。ここはアウトカーストの住む最貧困地区。学校に通わせるよう親を説得して無償で教育を提供しているが、約7割は貧困のためか欠食児童だ。そこで2008年から給食支援を開始した(=写真)。

「毎週2回と試験の日にしか出せないことが心苦しい」と蔵田えり理事(65)。だが給食が始まると、母親もわが子たちを学校に送り出すようになった。生徒は500人に達し、出席率も100%近くになった。また、村の女性の自立のため、12年に職業訓練所を開設し、日本から講師を派遣して洋裁と編み物の技術指導を行っている。洋裁技術を身に付けたことで、結婚の際の高額な持参金が軽減されている。

「教育を受けることで、子どもも女性も、夢が持てるようになった。私たちがここで学んだことを日本の子どもにも伝えたい」と蔵田さんは語る。

(2016年12月3日 神奈川新聞掲載 市民記者・高橋喜宣)
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