2016年03月26日

川崎大師まちゼミの会〜講座を機に地域再生〜

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得する街のゼミナールを略して「まちゼミ」。大師地区の商店街の店主などが講師となり、互いが認識できる少人数の受講者を相手に、プロの立場から専門知識や技術、こつを伝授する。

「川崎大師まちゼミの会」は、2014年11月、代表である星川孝宜さん(61)(=写真左)が設立した。狙いは地域コミュニティーの再生だ。

9月と2月を中心に年2回、美容、健康、飲食など多岐にわたる分野から実用的な内容の講座が開かれる。受講料は無料(材料費実費)で、安心して受講してもらうために、お店からの販売行為は行わないのが原則だ。

受講者にとっては、無料でお店や商品の情報、専門知識が得られる良い機会となり、講師側は、自店の特徴やこだわりを伝えることにより、新規顧客やファンづくりのきっかけにすることができる。また地域の交流・街のにぎわいにもつながる。まさに「三方よし」の取り組みだ。

ベルモンドコーヒーの店長、北一博さん(39)は、「ハンドドリップコーヒーのおいしい淹(い)れ方」の講座を実施。まちゼミに参加して近隣の商店との一体感が出てきたことを実感している。

「ゼミを開きたいというお店が増えてくるといいですね。講座は楽しい学びの場なので、多くの地域住民にぜひとも参加してほしい」と星川さんは語った。

(2016年3月26日 神奈川新聞掲載 市民記者 渋澤和世)
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2016年03月19日

中原区・子どもと本を考える会〜本選ぶ視点を伝える〜

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中原市民館での市民自主学級「小学校図書ボランティア・読み聞かせの為の本の選び方」講座は、2013年度から開催され、3年間で120人が受講した。企画・運営をしたのは「中原区・子どもと本を考える会」。

小学校で図書ボランティアとして、朝の読み聞かせを行っていた代表の川ア眞喜子さんは、年齢に応じた絵本や物語を選ぶことの難しさを感じていた。

そんな時、「宮前区小学校図書ボランティアの会」主催の「小学校読み聞かせ講座」を受講した。そこで、本を選ぶ視点を学んだ。ぜひ、中原区でも広めたいと考え、12年、仲間17人と会を立ち上げた。

講師が紹介する絵本や本は中原図書館から借り出し、受講生が手に取って読むことができるようにした(=写真)。「美しい日本語・正しい日本語が使われているか、絵や文の構図の工夫、表紙や見開きから気付かされる作者の意図」など、講師の話に受講生は聞き入る。

「良い本の選び方が見えてきました。グループで話し合うことができて、情報交換もできました。お互いに読み聞かせを聞き合い、子どもの目線に立つことができました」など、受講生の声が多く寄せられた。川アさんは「この講座が子どもたちへの本を選ぶ指標になったらうれしい。今年も開催したい」と話している。

(2016年3月19日 神奈川新聞掲載 市民記者 安達朝子)
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2016年03月12日

プラスケアプロジェクト〜病気でも安心な街に〜

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プラスケアプロジェクトは2年前から武蔵小杉を中心とした中原区で体や健康をテーマにまちづくりを支援する活動をしている。地域のNPO法人、企業、医療者、住民と連携しながら「病気にならないまち、病気になっても安心して暮らせるまち」を目指している。

プロジェクトマネージャーは中原区の病院に勤務する西智弘医師。「これからの医療は、医者や病院にすべてお任せという時代から、一人ひとりが自ら考え自分で自分の体を守り、その上で、互助共助の支え合い精神が必要だ」と唱える。

コスギフェスタや武蔵小杉駅前商店街のもちつき大会に健康相談ブースを出展。毎回20〜30人の相談を受けた(=写真)。「排便の時、鮮血が出た」と心配そうに話す相談者に「痔(じ)であることが多いのですぐには心配はない」と返答。「まずは地域の内科医などに見てもらうといい」との助言に相談者は安心した表情を見せる。また、同時に実施したアンケート調査では、信頼できる医療機関・医師の存在、住民同士が支え合える仕組みづくり、気軽に健康相談できる場所を求める声が多かった。

「今後は住民の声にこたえるべく、病院と地域、医療と福祉の橋渡しができる場所をつくり事業展開したい」と西医師は語る。

(2016年3月12日 神奈川新聞掲載 市民記者 高橋喜宣)
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