2015年09月26日

あ・そうかい〜シニアが活発に交流〜

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麻生区では「目指せ!アクティブシニアたちのセミナー」が毎年開催されている。狙いは、知識の習得でなく仲間づくりだ。

この会も2014年の講座から生まれ、ネーミングも「麻生」と「愉快・爽快」「そうかい?」をかけあわせている。現在男性25人、女性12人。名前通り、地域で楽しくアクティブに活躍している。

現役の時とは違い、「DO NOT・MUST(してはいけない、せねばならない)のない世界」で、毎月の例会のほかに、グルメ探訪、カラオケ、歩こう会などの分科会活動も盛んだ。また麻生市民交流館やまゆりのフリーマーケット(=写真)にも参加、メンバーの持つ不用品の断捨離をかねて販売し、運営資金の一助としている。

特筆すべきは、隣の多摩区の人も積極的に受け入れ、この活動の芽が他区にも広がることを期待していること。しかもメンバーには区民講師・素人芝居など多芸多才な人が多く、「この指とまれ」で全員が主役となり、やりたいことに挑戦して「よく学び・よく遊び」を実践していることだ。

超高齢化社会を迎え、健康寿命を延ばすには、体の健康はもとより、心の健康が重要視されている。「歳(とし)を重ねるにつれ、友人は減っていくといわれるなか、友人を増やし、地域ナンバーワンサークルを目指したい」と、代表の井口征男さんは語る。

(2015年9月26日 神奈川新聞掲載 市民記者 植木昌昭)
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2015年09月19日

レインボーリング〜子育て講座で輪広げ〜

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レインボーリングは、中原市民館で子育て講座を受講した母親たちが「講座を残したい」と立ち上げたグループだ。2010年に市民自主学級としてスタートし、「『ちょっと待つ子育て』してみませんか」をキャッチフレーズに現在は11人で講座の企画運営を続けている。

毎年9月から12月に約10回の講座を開く。対象は2、3歳児を持つ親。募集で集まった固定メンバーが保育付きで全講座を受ける。保育は、昭和の時代から中原区で保育活動を続けるグループ「にじの会」の自称「保育のおばちゃん」たち。親は約2時間、子どもから離れじっくり「ひとりの自分の時間」を持つ。

専門家から「2、3歳児の自我の発達」を学び、わが子の今が「当たり前の姿」と気づく。講座中盤、「にじの会」のメンバーから保育室での子どもの様子を聞き、輪になって語り合うころから毎年親たちの肩の力が抜けていく姿が見えるそうだ。

回を重ねるうちに地域に仲間ができる。修了時には「来年も関わりたい」と数人から手があがり、翌年はフレッシュなメンバーとして講座の企画運営をしていく。

代表の茅記子さんは「私はこの講座で『私、大丈夫』って思い助けられた。一歩踏み出せば地域には子育ての仲間がいることを伝えていきたい」と話していた。

(2015年9月19日 神奈川新聞掲載 市民記者 清水まゆみ)
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2015年09月12日

アミガサ事件100年の会〜先人の功績を未来へ〜

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昔、多摩川は暴れ川だった。流域住民は築堤を求め国に陳情を重ねるが進展きわまる。1914年9月16日未明、4カ所の村人数百人が八幡大神境内(中原区上平間)など各地に集結、直訴するため県庁を目指した。全員がかぶった目印の笠(かさ)からアミガサ事件と呼ばれる。やがて地域ぐるみの組織的な運動に広がり、群道をかさ上げした堤防を提案。有吉忠一知事が県費で築いた。

今、水害の恐れがなく安心して暮らせるのはこうした先人のおかげ。その功績を未来に伝えていこうと、2013年4月に平間・中丸子地区住民ら16人がアミガサ事件100年の会を設立した。

事件の内容は地元でさえ十分に浸透していない。会員の古老たちは「悪い事件ではないかと思い、子ども時分には聞き出せなかった」「本家のじいさんの勇気ある行動を覚えておきなさいと母親から言われた」と話す。

そこで事件から100年目の昨年、約200人の寄付を集め神社に記念碑を建立した。事件を伝えるため年間数回は講演会(=写真)や史跡散歩などの活動を続けている。小学生用の教材作りや記念誌発行も目指す。

「この輪を次の世代に引き継いでいきたい」と瀬戸美紀世事務局長(75)は語る。9月13日午前10時、八幡大神で、当時の再現と昔話をする101年祭を開催する。

(2015年9月12日 神奈川新聞掲載 市民記者 高橋喜宣)
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