2015年08月29日

川崎区生ごみリサイクルの会〜循環社会へ喜び共に〜

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「川崎区生ごみリサイクルの会」は、生ごみのリサイクルを推進し、ごみの減量化を図ることを目的とし、2012年5月に設立された。きっかけは、川崎市内でこの活動を既に推進している麻生区の「環境を考え行動する会」による講習会だ。参加者の中から、川崎区でも「ダンボールコンポスト」による生ごみ減量を根付かせたい、という有志6人が集まって結成。

主な活動内容は、段ボール箱による生ごみ堆肥づくりの普及と、リサイクル実践者に対する個別相談。市地域女性連絡協議会との連携で実施している。

本年度は5月と7月に講習会を実施。おのおの、生ごみ堆肥を使って育てた花や野菜の収穫物を持ち寄り、成果を楽しんだ。

毎日、自宅の生ごみ量を計測している藤井恒夫さん(共同代表)は、「夫婦2人世帯で年間約120キロの生ごみ削減」を毎年実践している。「子どもたちにも、生ごみリサイクルを通して、循環型社会の必要性を感じてほしい」と話すのは吉越サチ子さん。

「集合住宅が多い川崎区ではプランター栽培が主になるが、アスパラガス、スイカやメロンの収穫も可能。成果は十分楽しめる」と和田三恵子さん(共同代表)。今後も地域のニーズに合った活動を展開していきたいと考えている。新規メンバーも随時募集中だ。

(2015年8月29日 神奈川新聞掲載 市民記者 渋澤和世)
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2015年08月22日

劇団ちりりん座〜芝居を通して自己再生〜

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自分とは違う人生や人格を演じることで、感情を解放し、世界を広げ、自己再生を目指している劇団「ちりりん座」。

主宰の山浦弘靖さん(77)はアニメや映画の脚本を数多く手掛けた脚本家。家族の介護で自宅に引きこもりがちだったが、地元の元気なシニアたちに刺激され、昨年3月、有志5人を集めて劇団を立ち上げた。平均年齢70歳のシニア劇団だ。麻生市民交流館やまゆりを拠点とし、他団体とも協力して介護老人保健施設でイベントを行うなど、活動の場と人の輪を広げている。

この夏はシェイクスピア作品にシニアの声を織り込んだ「背広を着たジュリアス・シーザー」を同館で公演。山浦さん自身も役者として舞台に立つ。

稽古では、所作や立ち位置、せりふ回しについて出演者から活発な意見が飛ぶ。シーザーを演じる牧野克巳さん(66)も、はじめは引っ込み思案だったが、次第に雄々しく声をあげられるようになったという。劇中には観客が一緒にヤジを飛ばしたり、歌ったりできる演出もあり、演者と観客が一体となって創り上げていく参加型の芝居を目指す。

山浦さんは「今後は地域のシニアに加え、40〜50代も巻き込み、大人だからこそ演じられる題材や、人情の機微を表現することに挑戦していきたい」と語る。

(2015年8月22日 神奈川新聞掲載 市民記者 佐々木直子)
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2015年08月15日

NPO法人くるみ―来未〜自分らしさ失わずに〜

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「7色そぼろ弁当作り」に自閉症児の親子4組が7月12日、川崎市男女共同参画センターに集まった=写真。「支援を必要とする子は社会との接点が少なく、親も子も生きづらさを感じたり、自分らしく生きられないときもある。そうした子や親同士のつながりとホッとできる居場所を作ろうと企画した」と、「NPO法人くるみ―来未」の理事長の太田修嗣さん(39)は語る。

理事長自身は父子家庭で自閉症の息子を育ててきた。その経験を生かして、自閉症児の家族のために心を少しでも軽くしたいと、2014年、仲間が12人集い団体を設立。会の名に「明るい未来はどんな人にもきっと来る」という願いを込めた。

イベントでは楽しい雰囲気を共有する事を大事にしている。弁当作りでは、言葉で言われただけでは動きづらい子も料理ができるように調理方法を動画にした。全員体験できるよう工夫している。家でも作りたいという子も現れた。食後のお楽しみクイズや発表にも力を入れる。発車メロディーで駅名を当て、喝采を浴びた子、新幹線こだまの駅名を暗唱する子など、自分の子の活躍を見て親も笑顔になる。

理事長はさらに自閉症児の理解を広めたいと、中学校や特別支援学校に出向き、体験談を混えた研修会を始めている。

(2015年8月15日 神奈川新聞掲載 市民記者 高橋喜宣)
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