2015年05月30日

NPO法人キッズアートプロジェクト〜入院中の子に笑顔を〜

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病院で過ごす子どもたちは楽しいことが大好き。ただ、両親に「治療を頑張って。楽しいことは退院まで我慢ね」と言われると、特に長期入院の子どもたちは情緒が不安を抱くようになる。こうした小児医療の環境を改善しようと2013年、医師らがNPO法人キッズアートプロジェクトを立ち上げた。

月1回、聖マリアンナ医科大学病院小児病棟でアート作品を作ったり、音楽を楽しんだりする催しを行っている。これが治療にも役立つ。

「心魂(こころだま)プロジェクト」=写真=が病棟でパフォーマンスや歌を披露した。子どもたちは笑顔になり、両親も思わずわが子を抱きかかえる。心が晴れやかになると、つらい検査にも進んで臨むようになる。一緒に遊ぶことで医師に親近感を持ち、白血病の男の子が笑顔になって小さい子の面倒をみるなど、支え合いの意識も生まれる。

両親の参加も大切にしている。子どもたちは安心感を持ち、負担を強いられている親の心のケアにもなるからだ。「こういう活動は今まで聞いたことがない。素晴らしい」という感謝の手紙をもらったこともある。

「ほかの4病院にも活動は広がったが、さらに情報を発信しながら全国に広めていきたい」と、副理事長の勝田友博医師(39)は話している。同法人のホームページはhttp://kidsartproject.jp/

(2015年5月30日 神奈川新聞掲載 市民記者 高橋喜宣)
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2015年05月23日

健康どじょうすくい踊りの会〜健康づくりに笑いと踊りを〜

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健康寿命を伸ばすには最適な運動である、と注目を浴びているのが「どじょうすくい踊り」。4月にはテレビ取材も受け、放映後には問い合わせの多さに嬉しい悲鳴をあげているのが「健康どじょうすくい踊りの会」だ。

この会は2011年7月に麻生市民交流館やまゆりで、区民公開講座を開いた三浦清市さんを中心に受講者が集まって発足した。メンバーは男性6名・女性4名。テープから流れる伴奏にのって、歩く基本からはじまり、所作を手順にしたがって練習をする。

腰を落とし、軽快なリズムにあわせ、ひょこひょこと低い姿勢で踊るので、太もも・ふくらはぎなど筋力強化にもつながっている。それぞれの仕草、顔の表情のおかしさに、練習中でもメンバーの笑い声が絶えない。非日常の体験は右脳を使い、認知症の予防にもなるという。

「笑いは健康にとって良いことは知られているけれど、楽しみながら足腰を鍛えられる運動なんて他にあるでしょうか。しかも見ている人たちにも笑いを届けられるのですから。」とリーダーの森一郎(75)さんは語る。

最近では入会希望者の見学や高齢者施設などからの出演依頼も相次ぎ、笑い声のなかで踊る幸せを感じている。

(2015年5月23日 神奈川新聞掲載 市民記者 植木昌昭)
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2015年05月16日

虹の会〜子どもたちに良書を〜

虹の会

麻生区の白山愛児園1階にある地域交流スペースで毎週火曜日と第2・第4土曜日、「白山子ども図書館 ほんの森」が開設されている。8千冊にも上る蔵書を管理し、貸し出し業務やお話し会、参加型のイベントを企画、運営しているのが「虹の会」だ。会員は34人。

2012年、地域の親子に愛されてきた「ゆりがおか児童図書館」が35年の歴史を閉じた。「故渋谷益左右館長の『良い本と良い環境を子どもたちに』という遺志と、読み継がれてきた大切な蔵書を次世代につなぎたい」―。その思いを胸に、図書館の運営に携わっていた「ゆりの子会」の有志5人が同年、「ゆりの子虹の会」(虹の会の前身)を結成した。

副代表の米倉由布子さんは「閉館という悲しい出来事の後、再び晴れて虹が出るように、そして“二次=(セカンド)“というメンバーの思いと意味を、名前に込めた」と言う。

「本は自分で読むだけでなく、『この本、面白いよ』と人から人へ伝えていくことで、もっと楽しくなる」と、代表の吉澤登子さんは話す。貸し出しは1回2冊。どれにしようか迷っている子にお薦めの本を手渡すことができるのは、私設図書館ならではの長所。今後は多世代が交流できる催事も企画し、地域に愛され貢献できる図書館を目指す。

随時会員募集中。問い合わせは、虹の会 電話090(4128)5647。

(2015年5月16日 神奈川新聞掲載 市民記者 佐々木直子)
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