2015年04月25日

渡田まちづくりクラブ〜町内会の枠超え活動〜

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渡田まちづくりクラブは1998年、川崎区役所と協働で「住みよいまちづくり」を活動テーマに発足した。町内会の枠を超えた新しい活動形態だ。

活動エリアの人口は、約1万4千人、世帯数は約7500。メンバーは渡田の七つの町内会から各5人の計35人。年7回の全体会議に加え、四つの核となる@交通チーム(自転車の交通安全)A防犯・防災チーム(夜間パトロール)B環境チーム(渡田交番前花壇活動)Cコミュニティーチーム(地域交流イベントの企画)を編成し、さまざまな活動を行っている。

安全で安心なまちづくりとして交通チームが取り組んでいる「自転車の交通安全」では、2013年度から新たに自転車の運転者に直接、マナー向上を呼び掛ける街頭活動を実施。交通安全に対する意識向上に努めている。さらに、過去1年間に地域内で発生した交通事故のデータを収集し、「渡田地域交通事故発生箇所マップ」として活用している。

ことし4月に新代表となった加藤壱将さん(75)は渡田まちづくりクラブの強みを「遠慮なく意見が言い合える環境と、汗をかく行動力です」と紹介。同区役所地域振興課の中井明日香さんは、「活動が各町内会の『横のつながり』を生み、活発な地域活動をもたらしている」と話している。

(2015年4月25日 神奈川新聞掲載 市民記者 加藤紀広)
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2015年04月18日

蔵敷生活学校〜学び実践し絆深める〜

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「学んだことは、実践に移してこそ面白い」と、40年を超え活動を続ける「蔵敷生活学校」。

発足は、1973年9月。宅地化が進む宮前区の蔵敷地区で新住民となったPTA仲間が、「地域で学びませんか、仲間づくりをしませんか」と呼び掛け、多くの母親の賛同を得た。現在も約40人で活動している。昨年、記念誌「40年のあゆみ」を発刊した。

「そのときどきの気になることを一緒に学び、実践に移し絆を強めてきたことが継続している理由ではないでしょうか」。現代表の黒田美智子さん(75)は言う。

食品添加物問題の学びから手作りみそやたくあん作りを経験。食への関心は高まり、女性の自立を学んだことから、高齢者への配食・福祉サービスへ展開した。身の回りの問題から世の中の動きへ関心を広げていった。

当初の活動場所はプレハブの高津市民館菅生分室。廃止寸前の分室の建て直しを市に働き掛けようと「菅生分室を盛り上げる会」を結成。10年にわたる運動の結果、市内の市民館分館第1号として87年、現在の活動拠点である宮前市民館菅生分館が完成した。

代表補佐の友納緑さん(83)は「ここには仲間がいます。仮に将来、老人施設に入るとしても、ここへ通える場所を選びます」と話していた。

(2015年4月18日 神奈川新聞掲載 市民記者・清水まゆみ)  
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2015年04月11日

視障協「囲碁の会」〜健常者と対等に勝負

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視覚障がい者が楽しむ囲碁の会が、北部身体障害者福祉会館(高津区溝口)で月3回、開かれている。開催されてから3年半。会員は15人。毎回、7人ほどが集まり、NPO法人日本福祉囲碁協会のボランティア棋士3人も加わる。

松本雄治さん(70)=多摩区=は東京・高田馬場にある日本点字図書館で、福祉囲碁協会が指導する囲碁教室に参加した。若いころに楽しんだ囲碁が「目が不自由でもできるかもしれない」。しかし、高田馬場は遠かった。   

「市内で囲碁ができたら楽しいのに・・・」。松本さんは福祉囲碁協会に相談。そして「みんなで楽しめればいいね。私がメンバーを集める」と会を立ち上げた。協会では個人宅を訪問しての対局を考えていたが、「松本さんの行動力には感嘆した」と棋士の加納修子(のぶこ)さんは振り返る。

対局は、白の加納さんが「8の17です」と声にして打つ。黒の松本さんが「3の9と3の12がちょっと弱いね。ここは1間とびで」と進む。楽しみながら上達してほしいと、入門書の音訳CDも作った。

碁盤には石をはめ込む細工があり、黒石には小さな凸部がある。白黒の識別と地(じ)の広がりを触読する。視覚障がい者用の特別ルールはない。松本さんは「障がい者と健常者が対等に勝負するところにやりがいがある」と話す。

(2015年4月11日 神奈川新聞掲載 市民記者:小島博記)
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