2017年10月07日

NPO法人川崎市社交ダンス地域インストラクター協会〜ダンスを生活の中に

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「NPO法人川崎市社交ダンス地域インストラクター協会」の練習が、川崎市幸区の古市場2丁目会館で行われている(=写真)。参加者の平均年齢は78歳だが、背筋を伸ばして優雅に踊る姿は年齢を感じさせない。最高齢の86歳の本宮信子さんは「練習日が待ち遠しい」と語る。

代表の佐々木勇美さん(82)は、50年前に川崎市教育文化会館の社交ダンス講習会に参加したことがきっかけで、音楽を楽しみ、男女がお互いに最善を尽くしてより良い踊りを目指す社交ダンスの魅力に取りつかれた。「誰もが生涯にわたって楽しみながら心身の健康維持と向上を図り、地域の仲間づくりにもなる非競技型の社交ダンスを普及させたい」と、1999年に同法人を立ち上げた。

毎月1回、定期的に社交ダンスの講演会と学習会を開催。地域でダンスの指導を行うインストラクターの育成に努めている。市内各地域で活躍する人材が20人以上になった。活動範囲は市内全域に広がり受講生の数も100人を超えた。

インストラクターの1人、社交ダンス歴40年になる馬場美智子さん(69)は、「ダンスを生きがいに、限りある人生を楽しみ、基本に忠実な指導をしていきたい」と意気込みを語る。問い合わせは、事務局 電話044-522-6664。

(2017年10月7日 神奈川新聞掲載 市民記者・島村艶子)
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2017年09月30日

相馬どんこの会〜震災を「文字」で残す

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「相馬どんこの会」(川崎市川崎区)=新保一男会長(70)=は、東日本大震災からの復興を目指す故郷の福島県相馬市を応援している。

関東圏に住む1947(昭和22)年生まれ20人の同級生が5年前に設立した。故郷相馬の休耕田に花を育て、伝統の民話を受け継いでいる。地震、津波、風評のすさまじさを伝えたいと民話や講談を通じて、故郷や川崎市で人のつながりを広げている。

「福島の民話は天明の飢饉(ききん)から生まれ伝わるものもあるようです」と初代会長の島村艶子さん(70)(=写真最前列左)は話す。帰郷のたびに老人ホームを訪ね、お年寄りから民話を聴く。そこに津波のすさまじさを伝えるエピソードを加えて、文字で残したいと考えている。

島村さんは震災直後、故郷へたどる間道の寺で聞いた「お春地藏」の話を整理して同寺の境内で披露した。毎月第3火曜日には川崎市幸区の「住まいるCafé」で仲間と川崎の民話も披露する。各地の語りで得た寄付金が花の種の購入資金になる。

副会長の石川美由紀さん(60)は「相馬には今、何もありません」という。届けた種が休耕田で花開き風に揺れる。「きれいだね」との声も聞かれる花畑が広がる。「風評に向き合う故郷への私たちの思いです。元気でいてほしい」と島村さんは願う。

故郷の魚ドンコの甘辛の煮つけを味わいながら「相馬を思う強い気持ち」で故郷を応援する。問い合わせは、電子メールで島村さん(qqhf5rt9k@sweet.ocn.ne.jp)。

(2017年9月30日 神奈川新聞掲載 市民記者・小島博記)
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2017年09月23日

「心に星を」市民プロジェクト〜「優しさの種」をまく

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「大人が子どもたちに優しさの種をまき、さまざまな個性を受け入れる心を共に育みたい」。「心に星を」市民プロジェクト(矢澤耕一代表)は、この思いを演劇やイベントを通して伝えていきたいと2016年に誕生した。現在15人で活動している。

10月21日、同プロジェクトが運営する市民演劇「大切な星を心にひとつ」が、川崎市麻生区の新百合トゥエンティワンホールで上演される。

脚本・演出は副代表の成澤(なりさわ)布美子さん(52)(=写真右)。脚本を書くきっかけは、特別支援学校の元教諭、山元加津子さんが麻生区細山の川崎授産学園で講演会を行なった時のこと。司会を担当した成澤さんは、重い話にもかかわらず、会場の参加者たちが聞き終わった後に笑顔で拍手を送る姿に感動したという。

「さまざまな個性があることを伝え、人が笑顔になれるような脚本を書きたい」と、同学園の施設を利用する障害者と共に働きながら取材を重ねた。そこで、障害のある子どもを育てる家族の思いを知り、約2年間かけて脚本を書き上げた。

上演に向けて、練習する女子大生(18)は「たくさんの方に見ていただきたい。愛理(主人公)の気持ちが届くように丁寧に演じたい」と話す。成澤さんは、「子どもたちと一緒に脚本を作り、学校で上演ができたら」と優しさの種の成長を見守り続ける。

(2017年9月23日 神奈川新聞掲載 市民記者・安達朝子)
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